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自己紹介♬助産師たえこです。

はじめまして。助産師たえこです。
妊活~産後、こそだてまでトータルサポートをしています。

「女性だけが孤独に頑張る」のではなく「互いに手をと取り合って笑顔で暮らせる」ように、いのちに寄り添う助産師の立場から発信していきます。

わたしの助産師人生は意外なところから始まりました。
最初、事務職でもいいかと商業高校に入学したものの、高3になって「本当に事務職でいいのか?」と思ったところからはじまります。

そのころの自分は「何になりたいか?」「どう生きたいか?」などを考えることもなく、たのしいことだけにしか目に行かない時期でした。
なのに、就職という人生ではじめて「人生を考える」ことになり、とりあえず就職ということにも疑問を持ち始めるのです。

とはいえ、自分がやりたいことが見つからず迷いに迷った結果…

進路指導室にある過去の求人票を片っ端から一枚ずつ見ていくという行動をとり始め、インクで手は汚れるし、紙がめくりにくくなって指サックをして見続けたのを覚えています。同時に、職業大辞典のような本を叔父からプレゼントされました。国語辞書よりも厚い本を、その時は夢中になって読み、ありとあらゆる職業が世の中にあるのだと知る機会となりました。

そんなある日、祖母の知り合いとお会いする

祖母の知り合いは何人か知っていましたが、はじめて【産婆】にお会いしました。祖母は戦前生まれでもあるので【助産婦】という当時の呼び方ではなく、【産婆】というほうが馴染んでおり、わたしも【助産婦=産婆】であることは知っていました。でも、実際にお会いするのは初めてでした。

はじめて【産婆】に出会ったときの感覚は「赤ちゃんを取り上げるんだ!すごい!」でした。たぶん、目もキラキラしてしまうぐらいにワクワクしたのを覚えています。そして、「どうせやるなら、産婆になりな~」のヒトコトで「はい!わたし、産婆になります!」と言ってしまったのです。

そこから紆余曲折を経て…

助産師という職に就き、そこから18年もの間、助産師をしています。職場を変えることはあっても【助産師】であることは変えずに今までやってきました。いのちの現場って本当にいろいろあって、めでたいことだけではありません。ときに残酷で、ときに切なく、悲しいときもあります。それでも、ここまでやってこれたのは【助産師】という職がやればやるほど奥深かったからなんだと思います。

自分の知識や経験より祖母の言葉

でね、面白いことに、自分の出産や産後で助産師の知識より、祖母から教わることで上手くいくという経験もしています。私だってそれなりに学び、経験もしてきたわけですが、てこずったときは祖母の言葉で上手くいく…
そうやって助けられてきました。もうね「昔のこそだて」でくくってはいけないなと身をもって体験したのです。

それと同時に、人って孤独では生きられないことも感じています。
いまの日本の姿は、核家族から個人主義になってきて、多様性のある社会にはなってきたけれど、横のつながりも分断しているから【孤独】を極めにいっていると思います。その一方で孤立が問題になるという状況…

これって本当はきついんじゃないかな?
助産師として見てきたこと、感じたこと、そして祖母から教わってきたことを発信していけたらなと思います。


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