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#1 紅葉の奥只見湖へ #独身中流と休日

 どうも。いらっしゃいませ。SoRAiです。
 新海誠監督「君の名は。」を金曜ロードショーで観た。学生時代周りのみんな放課後に映画館行って主題歌聴いてたなぁと少し懐かしくなった。
 新海誠監督作品の魅力は写真と見紛うような描写の美しさと、誰もが思春期に感じるけれど、言葉にならないような繊細な心理描写にあると思う。「すずめの戸締り」観に行こうかな。

 柔らかい肌寒さを感じながら外を眺めると遠くの山が色づいている。
休日の予定は無い。車はある。「ならば、行くしか無い」
少し外が暖かくなり始めた午前10時半頃自宅を出発し、一路、新潟方面へ。


 関越自動車道小出ICを降りて352号線→奥只見シルバーラインへ。奥只見シルバーラインは、奥只見ダム建設の際に資材運搬専用道路として建設され、全長22kmのうち18kmがトンネルという、国内でも珍しい道路。昭和32年完成(一般道路化は昭和46年)の古さもあって、岩肌がむき出しの手作り感満載のトンネル。予想していたほど勾配も厳しくなく、センターラインもあるため、湧き水と観光バスとのすれ違いにさえ注意すれば問題ナシ。

 日曜の昼下がり、市営駐車場(700台・無料)は満車気味でしたが随時車の出入りがあるため少し待てば駐車できた。ドライブイン・トロッコ乗り場は観光ツアーで来たご老人、ミニバンできた家族連れ、カーシェアできたカップル・・・男1人で来るには心臓のあたりがムズムズする空間・・・。

奥只見市営駐車場と2つのドライブイン

 盛況なドライブインから漂う香ばしい匂いを横目に早々にダム堤方面へ徒歩で移動。日本で第5位の堤高157.0mを誇るダムを眺めるとその迫力と山々の色の美しさに思わず声が出た。

駐車場より高さ157mのゲードを望む
秘境・・・ソフトバンク回線は電波弱め。
コンクリートゲートから湖面と山側の紅葉を望む

せっかく来たので遊覧船に乗船しようと乗り場へ。
コースは時期で異なるが、3コース(奥只見周遊・銀山平・尾瀬口)。
暗くなる前には帰りたかったので40分で見所を巡る奥只見周遊コースへ。運良く30分くらいの待ち時間で乗船。運賃1200円。

 新はっさき丸(50名乗り)に乗船。室内には座席もありますが全て二人掛。観光地はお一人様に厳しい・・。早々に後部で立ち見へ。この日は運良く風も波も無く穏やかな「THE秋晴れ」ツイてる。

新はっさき丸からファンタジア号を望む
船上から眺める紅葉

 ほぼ満員だったが、エンジンの音と水面に描く波の音が混ざって会話がかき消されるため景色を集中して楽しめる。意外な発見。
 さすがは、日本紅名所100選に選ばれている新潟屈指の紅葉スポット。ブナの原生林の黄葉や茶葉、カエデ系の赤、紅、紫、朱、など色鮮やかな紅葉を楽しめる。

 10月最後の週末。おそらく来週くらいまでがピークかと思われる。
「夢の景色のように、ただひたすらに美しい眺め」非日常の奥只見湖へ。
ではまた。





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