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【本の感想】『不倫それは峠の茶屋に似ている』ひと休みしたい時にあるちょうど良い茶屋と同じらしいけどどうなんやろ
わが青春とともに!
突然叫び出しましたが、『有閑倶楽部』とともに成長した方多くないですか⁉︎
はちゃめちゃでありながら、人情に熱く、時々恋愛、アクション、オカルトあり。お金の心配もなく、それぞれの才能のベクトルが違う上にハイスペック。
一条ゆかりさんの、繊細な絵と動きのあるストーリーに魅了され続け、何度も読み返す大好きな漫画でした。
さてこの本は、その後の大人になってからの有閑倶楽部の面々の人生が読める!というので読んでみました。
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まず結論から言うと、まさに一条ゆかりさんの金言集。
何より「ネバーギブアップな人生訓」が沁みる。なんて前向きなんだろう。
選択に迷った時に、ばっさりとはっきり言ってくれるお姉さん。
そして根性が違う。
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そして有閑倶楽部のその後。
そもそも一条ゆかりさんは、もう漫画を描くつもりはなかったとのこと。
それがカラーで6人それぞれが大人になってる!
ずっとダイナミックなのは元々大人で破天荒だった悠理の父ちゃんだったがや。
そして有閑倶楽部のメンバーはなんだかそれに引っ張られていく感じもあり、そもそもの立ち位置が変わらない安定の嬉しさと、意外性の無さに、安心したような少し寂しいような。
ネタバレをしないように書くと、それぞれがちゃんとベクトルの向きを極めていました。
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自分はそれに比べてどうなんだろう、なんて考え込んだり。
読み返さなくても暗記するほどの『有閑倶楽部』
なんとなく、この本を読んでピリオドを打てたような……
ピリオド打てない漫画、たくさんあるものねー笑
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