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これまた力作と出会ってしまった!『作りたい女と食べたい女』
たまたまNHK➕で再放送のこのドラマ
『作りたい女と食べたい女』を観たんです。
15分と短いから、観てみようかなと。
そしたら打たれてしまいました。
カミナリに。
で、早速原作マンガを読みました。
家事はモタモタしてるけど、こういう行動ははやいのです!
うわーまだこの作品読んでなかったなんて
私のばかばかばか!
モヤモヤ感じていたことが、このシチュエーションできちんと代弁してくれるの!うはー。です。
そういえば娘がこのマンガ読みたいんだよねーと言ってたっけ。
ごめんごめんちゃんと聞いてなかった。
この5巻は2月に発売なので予約注文。
2人の出会いからのこの1巻は、特に良いです。
たくさん作りたい、本当は食べたいという気持ちの強い野本さんと、
たくさん食べたい、もちろん美味しいものを!という春日さんが手探りで距離を縮めていく感じがとても良いです。
巻が進むにつれ、バックグラウンドもわかってきてこれまたナイス。
そこには個々の抱える気持ちが裏打ちされていました。
ずっと思ってるんだよね、性別なんて関係ないって。それが自然と描かれています。
さらにいわゆるステレオタイプな発言を、本人も自覚なくガンガンする人たちの存在。
価値観による柔らかな締め付け。これって結構相手を疲弊させます。
これらがサラリと描かれているのが、これまたGOOD。
言葉によって疲れてしまった時、野本さんは作ります。ひたすらお料理します。
では、春日さんはそれを食べるだけの関係なのでしょうか。
いえ、それらを食べる彼女の存在がまた、野本さんを支えていきます。
漫画の力作がずいぶんあるものだなぁと
嬉しくなります。
しばらくハマります。
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