オガサワラカワラヒワの絵本『ちいさなしまのとりのおはなし』
久々に絵本のご紹介を。
なるかわしんごさんの絵本
『ちいさなしまのとりのおはなし』
です。
これ探すのとても大変です。
本屋さんには悪いですが、amazonが便利でした🥹
amazonの本の紹介によると
小笠原諸島に生息しているオガサワラカワラヒワ。
日本で11番目の新種でありかつ、絶滅寸前でレッドリスト入りだそうです。
ヒワ自体はよくいる鳥かなと思っていたのですが、固有種となるとまた話は別なんですね。
なんとオガサワラカワラヒワ、200羽くらいしかいないんだそうです。
この絵本は淡々とその生態について描いています。
決してやさしくない自然。
食物連鎖の一員としての姿も書きながら、そのうえで命がつながっていくことも伝えてくれます。
絶滅ということから逃れるために、何かできるのか、またはできないのか、考えてしまいます。
絵がとても素敵なので、オガサワラカワラヒワのことを思いつつ、ぼんやり眺めて、その場にいるような気分に浸ります。
文字を追って考えるのも良いですが、絵を見て考えるのもよいものです。
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