夏推し短歌三首
6月
哀しみを弾いてくれたきみとまた
来世の雨で巡り合いたい
ぼろぼろの傘とのお別れ、みたいなお題だったかな。Twitterで詠んだ歌をほんのり改変。
7月
そっぽむくぼくらのあいだ星落ちて
つないだ手と手 星座をつくる
私の創作で最もでてくるのが「星」。
夏の星はほんのり涼やかで
こころの揺らぎを整えてくれるような気がする。
8月
微熱だけ残したままで
きみのいた夏の栞を波間に挟む
旬杯に投句した「微熱だけ残したピアス夏の果」の続きを短歌にしました。
真っ青な空、白い雲、海。
駆け抜けていく夏も好き。
そしてそんな鮮やかな夏の隙間に
ぽとりと波紋を落としたかのような
ほんのり浸透していく寂しさも
切り取って仕舞って置きたい気持ちになる。
そんな小さな出来事でもいいから
なにかひとつきっかけがあれば
創作のタネになるかもしれません。
俳句、短歌、川柳、都々逸。
あなたの言葉、お待ちしてます🐻❄️❣️
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?