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【家系】断ち切れ無限の鎖

お気に入りの家系ラーメンがあります

数学上の「無限」は、たんにハチャメチャに大きな数字というわけではありません。でも人間の思考形態で真正面から捉えると発狂するので、無意識下でクランプしてるわけです。

そのラーメン屋は、月イチで安い日があります

人間の思考形態では真正面から「無限」を捉えられないとしても、周辺視野で、捉えることは可能です。無限にある、というより無限に続かせるルーティンだと捉えればよいのです。

また、食事をすれば次回の食事で使えるトッピング券がもらえます。トッピング券の期限は一ヶ月です。

ルーティンとは、食事をすれば次回の食事で使えるトッピング券がもらえるラーメン屋のようなものです。初めて入ったそのラーメン屋がちょうど月イチで安い日でさらにトッピング券をもらう。そのトッピング券の期限が、一ヶ月。

毎月の安い日にトッピング券を使って食べるルーティンができてました。

毎月の安い日にトッピング券を持って食べに行き、新しくトッピング券をもらう。これは無限に繰り返せるルーティンです。無限杯に無限トッピングのラーメンを正確に想像することはできないが、この無限に続けられそうな方法論は人間にも想像できるのです。

追加ルールがあり、トッピング券は使っても回収されず、期限切れの券を30枚程度集めると、記念のラーメンどんぶりがもらえるのです。

無限に続けられそうな、だけであって、何にも限界は存在しています。それはルーティン自体の無限性とは別に、それをとりまく環境は変化し、どんなに堅牢に見えてもルーティンは破壊されうるのです。

終わりはやって来ました。

30回目の日、もらったトッピング券と合わせて期限切れの券30枚と引き換えにラーメンどんぶりを手にしました。このときです。手元からトッピング券は失われ、神の社(やしろ)と思われた無限もこうして断ち切られました。

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そして健康へ。

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