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ペセタは印字されてるか?

ヨーロッパ退屈日記 読んだら、2008年頃、バルセロナに住んでたときのことを、ふと思い出して忘れそうだからメモしておきます。

ペセタはだいたい日本円と同じ感覚で、100ペセタは100円くらいなので、旅行者にとっては計算が楽ちんです

という話が着陸地点です。

ペセタはユーロに切り替わる前のスペインの通貨で、ユーロの導入って2002年頃だったので、僕が住んでた頃には、完全にスペインの通貨もユーロに移行が済んでいた。

なので、この知識は全然役に立たず、余談ながら、当時は1ユーロ160円くらいだったので計算が惑星の軌道計算並みに難しく、3ユーロ500円という、THE・どんぶり勘定ならぬ、EL・どんぶり勘定で乗り切ってました。

そう、ペセタ = 円は役に立たない知識だった。ある日までは。


そのある日、現地の銀行の明細をふと見たら、20€ (1200.00) と記述があって、1200 がちょうど日本円くらいの大きさなのです。

なんだろうか?これは。

窓口で「なんですかこれ?YEN?」って聞いたら「peseta よ」と。(「peseta ってなに?」って聞いたら「peseta es peseta.」って言われたな)

で、着陸地点に戻るんだけど、どういうわけかユーロに切り替わった後も銀行の明細にはユーロのほかにペセタが印字されており、ペセタと円が大体1:1なので、明細では僕はペセタの方を見るようになったという話。

住民の人でも(ユーロに慣れない)年配の人は「ペセタだといくらくらい?」って聞くことがあったらしいです。



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