クッキー・クリッカー・ハズ・サタニック・ロジック・No.1

「今?」以外のコメントないと思うんですがクッキークリッカー始めました。正確には、流行りたてのとき画面開いてすぐ閉じちゃった感じなんですが、思うところあって、始め直してみました。

これってすごい「仕組み」かもしれない。

なんでこんなにおもしろいんだろう

ただ数が増えるってだけなのになんでおもしろいんだろう?
ずっと考えてたんですよね。

放置系

全然ものを知らなくて申し訳ないんですが、「放置系」って呼ばれてるゲームの始祖なんですね。

放置系って敬遠してたんですわ。
なんだろうな。アクアリウム的な、水槽に魚を買うゲームや、シムシティ的なものを想像してたんですよね。

前者は、水槽のシミュレーターであってゲームとしてカウントしていいかは怪しいラインだよなあと思っていて、後者は確かにゲームで好きなジャンルではあるんだけど、明確な弱点があって、資金繰りがうまくいってないときに、人口増加や税収をただ待つっていう状態 = 放置 のことを言ってんのかなあってさ。

違いましたね

クッキクリッカー(放置系)、これは「スタミナあふれ」の部分をゲーム化したものなんですね。悪魔的所業だわ。

スタミナあふれ

アプリゲームではよくある「スタミナ」って仕組みは、もうみんな見抜いてると思うけど、施政者側の思惑としては、スタミナが0のときに課金させようってんじゃなくて、そういう視線誘導をしておいて、スタミナMAXのときにそれ以上たまらないので、使わないともったいないと思ってユーザーが定期的に戻ってくるための仕組みとして機能してるんですよね。

そうやって、人間をアディクテッドにするわけだ・・・


とても、人間が思いついたとは思えない狡猾な仕組みよね。
アメリカの片田舎の十字路で深夜12時にスマホをスワイプすることで魂と引き換えに悪魔に教えてもらったとか、そういう背景があると思うよ。


話を戻すと

クッキークリッカーのメインの仕組みをいうと「施設」っていうのがあります。

たとえばクッキー1000枚を支払って施設の「工場」を建てます。工場は1秒間に自動で10枚クッキーを焼きます。そうして加速したクッキー生産で、もっとハイレベルの施設にクッキーをつぎ込む、そうすると新施設はは自動で1秒に1000枚のクッキーを焼くので・・・

と、加速していくんだけど、うまいのはクッキーが溜まったら新施設を購入しようと思ってるから、例のスタミナ・サタニック・ロジックで見に戻ってきちゃうんですよね。

ここがすごいんだわ。

ほか

ただ、それだけじゃない気がするんだよね〜。「数が際限なく増えること自体にもゲーム性がある気がするんだわ・・・」

これは発見があればつづきを書くかもしれません。



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