科学における『パラレルワールド』の発明史
SFからラノベまで浸透しまくってる「パラレルワールド」ってアイデアですが、元々は量子力学のある解釈から生まれています。
もちろん、それ以前からパラレルワールドを描くような作品はあったでしょうが、量子力学でいうところのパラレルワールドは独り歩きして、20世紀の小説や映画やマンガになどに大きな影響を与えているはず。
素敵なアイデアだからライトにどんどん使ってほしいけど、一方で硬派な科学の理解に近いパラレルワールドを描いた作品も好きなんですよね。
となってくると、科学史の中のオリジナルのパラレルワールドがどういう経緯で生まれたものなのか、語りたくなるわけですわ。聞いておいてもいいんじゃないのか!?なあみんな!
というわけで、いったん17世紀くらいまで跳びます。
数式とかは使わないから、安心してついてきてくださいな。
アップル&グラビティ
まず、パラレルワールドは物理の一分野の「量子力学」の中で生まれるのだけど、その前に主流だった「ニュートン力学」というのに触れておきます。
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