見出し画像

Instagramならではの機能・仕組みの理解🧠✍

こんにちは。株式会社リプカの松浦です☺

今回は『フォロワーを増やすには?』というテーマでお送りしている連載の第6弾です!

全5回に渡りお送りしてきた本連載も、いよいよ最終章に突入。

『Instagram運用において、これだけは押さえておきたいキホン6つ!』
のうちの最後のステップをご紹介します♬

※ まとめ記事はこちらをご覧ください。


さて、今回のトピックは…


『Instagramならではの機能・仕組みを理解する』

です!

カタカナ・横文字だらけのInstagram用語。
慣れるのには少し時間がかかります。
特に初心者さんからすると、本当にちんぷんかんぷんですよね💦
そこで、基本的な用語や機能をおさらいしていきます。(意外と知らないものもあるかも👀)

また、UI向上のため、Instagramを始めとするSNSは仕様変更や新機能リリースを行います。
目まぐるしいその変化に置いていかれないよう、新たな機能をいち早く、正しく取り入れていきましょう。
Instagramのアルゴリズム(後ほど説明)に「優秀なアカウントである」と判断してもらえれば、競合アカウントにグッと差を付けることもできます✨

使えるものは使わないと損です!!!!!!

また、本記事は、
STEPで決めた目的や世界観をより実現に近づけるために、是非とも力を入れていただきたいポイントのご紹介に加え、これまでの記事のおさらいのような役目も果たしています!

是非最後まで読んでみてくださいね♬


▼ 目次
 1.Instagramの特徴を理解しよう
 └ 経路 └ コンテンツの拡散└ 長所 └ 短所 
2.新しい購買様式『ULSSAS』
 3.最適な投稿時間と頻度
└ 時間帯 └ 曜日 └ 頻度 └ 無理なく投稿を継続するために
 4.Instagramクイズ
 5.UX向上のために
 6.効果測定指標
 7.「思わずシェアしたくなる」心理とは?
 8.最新機能へのキャッチアップ

 * まとめ *

1.Instagramの特徴を理解しよう


* 他のSNSではなく、なぜInstagramなのか?

特徴をしっかりと理解することで、より効果的にInstagramの使いこなしていきましょう!

以下では、4つに分けてInstagramの特徴をお伝えしていきます✨



① 経路 ― ユーザーが投稿にリーチするまで ー


STEP2でも触れたように、Instagramでの発信には大きく分けて、下記の4つがあります。

⑴ ホーム画面(1番左の🏠のマークのタブのこと)に流れてくる即時的な発信
⑵ 発見タブ に載る
⑶ シェアしてもらう
⑷ アカウントページに訪問した際に、一覧で見る

①には (広告を除き) フォローしているユーザーの投稿のみが流れます。
②は、Instagram内で検索する際に開くタブのことです。検索していないのにオススメ投稿が沢山出てきますよね。ここには、各ユーザーの好みを分析して、Instagram側が個別にオススメする投稿が表示されます。
③は、投稿を有意義だと感じたユーザーによって、他の人に共有されることです。
④では、上記①②③のいずれかによってリーチしてくれた方が見たコンテンツから、同一アカウント内の別のコンテンツに遷移することを指します。



② コンテンツをより多くの人のもとに届けるために


Twitterが拡散型のメディアと称される一方で、Instagramには拡散に強いという特徴はあまり見受けられません。

では、Instagramにおいて、自身のコンテンツが新規ユーザーになり得る多くの人々の目に触れるにはどうしたら良いのでしょうか。


「コンテンツ力を上げる?」
「主なユーザー(20-40代女性)を意識した投稿をする」

実は、それだけでは不十分なんです😱

答えは、発見タブ にたくさんコンテンツを表示させることにあります!

そのためには、アルゴリズム という仕組みを適切に理解し、攻略することが、Instagramにおける拡散のために重要なポイントとなっています。

〈アルゴリズムとは?📝
 Instagramのシステムが、各ユーザーにどんな投稿を表示させるか判断する仕組みのこと。
 Instagramにおいては、投稿が無作為に表示されているわけではなく、AI(人工知能)を用いて、ユーザーがどんな情報を求めているのかを分析・予測し、利用者の関心に基づいてランク付けした上で、投稿を表示しています。

 また、フィード、発見タブ、リールなどの各機能では、それぞれの用途に合わせた個別のアルゴリズムが使われています。そのため、各機能に即した戦略が必要です。
 例えば、ストーリーズ投稿は親しい友達の投稿を見るためによく利用される一方、発見タブは新しいものを求めて利用される傾向があります。こうした用途に基づいて、ランク付けの仕組みも変えられています。

コンテンツ力が強ければ、あとは情報の受け取り手であるユーザーの評価によってシェアが広がっていくTwitterに対し、受け取り手の間にシステムを挟むことで、ユーザーが今欲しい情報を常に供給できるような仕組みが構築されているのです。

仮に、ターゲットにとって有益な情報を発信できていたとしても、Instagram側に『これは意味のある投稿だ』と判断してもらわなければ、コンテンツへの評価はおろか、存在を知ってもらうことさえできないのがInstagram。

発信 → 受信 という簡単なものではなく、
発信 → 精査 → 受信 という、ワンクッション挟んだ図式を意識しておくことが重要です☝

※ アルゴリズム攻略については、別記事でより詳しく解説いたします。



③ 長所

 ⑴ 有形商材に強い!
 Instagram投稿の主役は、何といっても『写真』です!
若い女性に、視覚的に有形商材を訴求したいときに最適なSNSであると言えます。世間一般に知名度があるわけではないインフルエンサーが、事前に囲い込んでおいたファンに対し、自身のブランド商品を訴求するというビジネスモデルも最近では珍しいことではなくなってきています。

 一方で近年では、モノ以上に  そこにしかない”体験”  を重視する傾向も強まっています。有形商材でなくとも、ユーザー自身がどんな素敵な体験をできるのか思い描けるような投稿ができれば、サービスの訴求にもうってつけな媒体だと言えますね。

 ⑵ ピンポイントでアタック!
 アルゴリズムを上手く攻略できれば…ハッシュタグ機能によって、その時々のユーザーのニーズに即した情報をピンポイントで届けられるというメリットもあります✨



④ 短所

 ただ、ユーザー間の拡散活動の面で言うと、圧倒的にTwitterに軍配が上がります。「若者向けの商品だからとりあえずインスタでしょ!」ではなく、自社の持つ、何を訴求していきたいのかによって、最適なSNSは異なります。
それぞれのSNSの長所・短所をしっかりと把握して取捨選択していくことが大切ですね☝

2.SNSで生まれた新しい購買様式『ULSSAS』


先ほどの1章では、他のSNSと比べた際のInstagramの特徴を解説しました。
本章では、昨今の消費者の、購買活動の中にSNS利用がどのように組み込まれているのかを見ていきます✍

SNS によって変化した現代の消費行動を反映した購買行動様式『 ULSSAS (ウルサス) 』株式会社ホットリンク様が提唱しているもので、UGC - Like - Search 1- Search 2 - Action - Spread のそれぞれの行動の頭文字をとって名付けられました。

① UGC 【 ユーザーによる投稿 】新しいサービス・商品を購入したユーザーが写真付きで投稿
※ User Generated Contentの略

② Like 【「いいね!」と反応 】
UGCが評価を得て、拡散され、さらに多くの人に広がる。

③ Search 1【 SNS 検索 】反響が大きいUGCを見たユーザーが、SNS上で検索をかけて、ほかの情報を集める。
「どんな商品なんだろう」

④ Search 2【 検索エンジンでの検索 】 購入を念頭に、購入可能な店舗を検索エンジンにかける。
「どこで買えるのか・通販で買えるのか」

⑤ Action 【サービス・商品の購入】実際に店舗に行き、商品を確かめて購入する。 接客や試着で購買を決意する場合も。

⑥ Spread【拡散】購入したユーザーが、UGCをSNS上に上げることで、持続的に拡散される。

▲ 購入者がサービス・商品について投稿し、それに「いいね」が付き、さらに情報が広がり…この一連のサイクルが繰り返されます。

◆ 従来の購買様式との違いって?

これまで …
 最初に最大限のユーザーに認知させて購買行動までつなげていくことが最大の目的であり、潤沢な宣伝広告費が必要だった。

ULSSAS …
 一度UGCと拡散をぐるぐると回すことができれば、ユーザー自らが効果的な宣伝広告を行ってくれるため、多額の広告費は必要としない。

ユーザーの投稿を出発点に、検索や購買、さらに拡散がなされ、理想的なサイクルを構築できれば、持続的なプロモーションによる広告コストの大幅な削減と信頼性向上が見込めます。

ULSSAS 実現のためには、発信側(企業サイド)が、ユーザーによる良質の投稿を見越した、的確なタイミングでの共感性の高い情報提供 が肝になってきます!

3.最適な投稿時間と頻度


① 時間帯
24時間いつでも投稿できるといえど、ユーザーのアクセス数が少ない時間帯は避けたほうが吉。投稿のタイミングとして望ましいのは【通勤時間(7~8時)・ランチタイム (11~12時)・帰宅時間(17~18時)・夕食後~就寝前 (21~22時)】です。
この中でもベストと言われているのは21時頃なのですが、業種や商品によってベストな時間帯は変わってきます。

飲食店などのアカウントであれば、ユーザーが空腹になる【お昼時・夕食時】を狙えば、商品やサービスをより強くアピールできますね💡

② 曜日
イベントなどが多く開催されるため、投稿が増える【週末の金〜日曜日】は避けたほうが良いです。
投稿が埋もれてしまう可能性があるので、週末の投稿はできるだけ避けるようにしましょう。

③ 頻度
適切な投稿頻度は SNSごとに変わってきますが、Instagram は通常投稿は2日に1回程度、ストーリーズは1日1回以上がオススメです。

④ 無理なく投稿を継続するために
「絶対にこの日時に投稿しないといけない」というタイミングがある場合は、予約投稿機能を活用すると◎
残念ながら、現状Instagramでは、予約投稿機能は標準装備されていません💦
ただ、PCで使用できる『クリエイタースタジオ』という公式ツールを用いれば、予約投稿ができるようになります。
毎日投稿時間に合わせて行動するのは大変なので、ぜひ活用してみてくださいね♬

4.「あなたは何問正解できる?」Instagramクイズ!

クイズ形式で楽しく力試し💪
問題は全部で8問。
さて、あなたは何問正解できるでしょうか…?

早速挑戦してみましょう!


Q1【 ソーシャルボタン 】







A.
Instagramの外部サイトに設置できるボタン。
クリックすると、ユーザーにコンテンツをシェアすることができる。
Instagramに限らず、様々なSNSでもソーシャルボタンが利用できる。

Q2【 カルーセル投稿 】







A.
Webページなどの画像を左右に移動して表示領域を切り替えられる機能のこと。
Instagramにおいては、1投稿につき最大10枚の画像を添付できる。
カルーセルの本来の意味としては、回転台、回転木馬などの意味があるそう📝
※IT用語辞典を参照

Q3【 プロアカウント 】







A.
ビジネス利用や、自分自身や自分の作品を宣伝したい時に使うアカウントのこと。2019年7月から国内実装された。
プロフィール欄への『お問い合わせボタン』の設置、『インサイト』と呼ばれる正規の分析ツールなど様々な機能が追加されるため、多くの企業やインフルエンサーに愛用されている。
著名人、アーティスト、インフルエンサー向けの【クリエイターアカウント】と、小売店、ブランド、組織向けの【ビジネスアカウント】の2種がある。

Q4【 キャプション 】







A.
投稿に添付できる文章のこと。
(かくいう私は「テキスト」と呼んでいるため、キャプション呼びには全く慣れていません💦)

Q5【 アーカイブ 】







A.
一度投稿したコンテンツを、削除することなく自分にしか見えない別の場所に移動させられる機能のこと。
店先に並べていた商品を、バックヤードに一旦避難させるような感覚です💡

Q6【 フィード投稿 】







A.
1番左のタブ「ホーム🏠」を開いたときに閲覧できる、いわゆる通常投稿のこと(ストーリーズを除く)
アルゴリズム的に優良であると判断されれば、発見タブに表示されることも。

Q7【 ショップ 】







A.
Instagram上で商品の選定から購入までを一貫して行うことができる、オンラインショップのこと。
商品を一覧で表示したり、カタログのようにまとめて表示(コレクション)したりと、便利な機能を無料で使うことができます♬

Q8【 リポスト (リグラム) 】







A.
他のユーザーの投稿を自分の投稿としてフィードに表示させることができる機能のこと。
公式から出ているサービスではないですが、拡張アプリを用いることで、手軽に投稿をシェアすることができます。
UGCの紹介を効率よく行いたいときに便利ですね♬


5.UX向上のために

◆ 大前提として …
運営側になると、ついつい目標達成や目の前のタスクでいっぱいいっぱいになるもの。
運営側として数値を追い続ける意識はもちろん、時にはユーザーになりきって何を求めているのか、何が足りないのかをとことんを考える余裕を持つことも重要です。

以下では、UX向上のために是非取り入れてほしい機能や工夫を紹介します。




① カテゴライズ機能

Instagramにも、テーマごとにコンテンツをまとめる機能がいくつかあります。

⑴ ストーリーズハイライト
通常、24時間で消えるストーリーズを、アーカイブ(本記事の第4章を参 照)から引っ張ってきて、お好きなテーマ毎にまとめ直すことができる機能のことです。
プロフィールのすぐ下にズラリと並ぶものなので、ハイライトの表紙にデザイン性を持たせたりすると、アカウントを一気に垢抜けた雰囲気に格上げできるかも ♪

⑵ まとめ
noteでいう、マガジン のようなものです。
投稿を最大30件まで、好きなカテゴリ毎にまとめて表示できる機能のこと。
タイトルは自分で設定できます。
自分の投稿だけでなく、他人の投稿もまとめることができます。
カタログのような使い方ができます✨
ハイライトと同様、自身の過去投稿を、お好きなテーマ毎に分かり易くまとめることができます♬
また、まとめはフィード投稿として表示させることもできます。
ユーザーの行動やインサイトを汲んだまとめを定期的に発信できれば、お役立ち情報として重宝されるでしょう✨

⑶ 独自のハッシュタグ
オリジナルのハッシュタグを作成し、コンテンツを振り分けることでもカテゴライズが可能です。
こちらの場合、ハッシュタグの存在をフォロワーに広く認知されている必要があるため、タグの宣伝に工夫が必要になります。



② 拡散(or発見への表示)のために出来ること


コンテンツ自体を充実させることはもちろん、とても重要なことです。
ですが、投稿した後に、後天的に優良なコンテンツに格上げするための工夫も忘れてはなりません。
ここでは、3つ紹介いたします。

⑴ 最後の画像で、アクションの要請

前々回の記事ささるコンテンツ作り』でもご紹介しましたが、

投稿画像の最後に、上のような画像を挿入し、ユーザーを具体的なアクションに誘導しましょう。
YouTuberのチャンネル登録や高評価のお願いと同じですね💭

特に、Instagramのアルゴリズムでは、いいねの数よりも、保存数が重視される傾向にあるため、保存をバンバンしてもらいましょう!

いいねは「何となくこれいいな~」でも押してもらえますが、保存は「後で見たい!」と思ったときにしかしない行為です。
保存されたということは、その人にとって重要なコンテンツだと判断されたということの表れでもあります。

⑵ ストーリーでの投稿告知

投稿をしたら、セットでストーリー告知!
忘れないよう、クセ付けてしまいましょう。

⑶ ハッシュタグをつける

⑵以上に、これを怠ると大きな機会損失に😱
フォロワー以外からのリーチ獲得のために、必ず行いましょう!
キャプション(添付文章)内に多くのハッシュタグがあると、少し散らかった印象になってしまうので、コメント欄にまとめて記載してしまうのも◎



③ 画像に文字入れをしてみる


視覚的な分かり易さと、文字情報での伝達を一挙に実現できる手法💫
近年では、How to系、商品レビュー系など、様々なアカウントで採用されています。
メリットの一方で、注意点として、情報量の削減や、画像加工スキルやデザインセンスが要求されること、人的リソース負担が挙げられます。

 6.効果測定指標(STEP3のおさらい)


効果測定に有効な指標の中でも、代表的なものをまとめました。
STEP3のおさらいなので、覚えている方はスキップしてくださいね。
不安な方はここでサクッと復習しちゃいましょう♬

⑴ リーチ数
投稿、ストーリー、リール、広告などのコンテンツを閲覧したユーザーの合計数のこと。
同じ人が複数回同じ投稿を見た場合には、1回としてカウントされます。

⑵ インプレッション数
投稿、ストーリー、リール、広告などのコンテンツ表示の合計回数のこと。※ リーチ数と違い、同じユーザーが自分の投稿を2回閲覧した場合は、重複して2回とカウントされます。

⑶ ハッシュタグ投稿の数

ユーザーが、自社製品やサービス名、キャンペーン名をハッシュタグにして投稿してくれる数のこと。
Instagramユーザーの多くは、購入やサービス利用の前に、ハッシュタグを利用して関連投稿を閲覧します。
そのため、自社商品やサービスに対するポジティブなハッシュタグ投稿が増えれば、その分購買にもつながるのです!

⑷ エンゲージメント数
投稿に対し、いいね、保存、コメントをされた合計回数のこと。
エンゲージメント数をリーチ数で割った「エンゲージメント率」は、投稿毎のユーザーのリアクションを把握するのに便利です。
エンゲージメント率が高いということは、投稿にポジティブな反応をしてくれるフォロワーが多いということでもあります。

フォロワーを闇雲に増やしても、フォロワーからのエンゲージメントが得られていなければ意味がありません。

” 質をしっかりと意識しながら、量も獲得する。”

そのために、エンゲージメント率の評価は非常に有効な指標となってくれるでしょう。

⑹ プロフィールの表示数
発見タブ(左から2番目の🔍のタブ)や、タイムライン上に表示される投稿から、アカウントのプロフィール画面へ遷移した合計回数のこと。

⑺フォロー数
あるコンテンツがきっかけになって、フォローに至った回数のこと。(アカウント全体のインサイトではなく、各投稿のインサイトで閲覧可能)
プロフィールの表示数は多いのに、フォロー数が少ない場合、プロフィールの内容や、プロフィールページで一覧で見たときの投稿全体の統一感を意識してみるといいかもしれません。

⑻ フォロワー数
アカウントをフォローしてくれているユーザー数のこと。
ハッシュタグや広告、発見での表示を除き、アカウントの投稿やストーリーズを受け取る可能性のあるユーザーです。
ユーザーにとって最も目に留まりやすく、その数が多ければ多いほど人気アカウントであるという印象を与えることができます。
また、インサイト機能を使えば、フォロワー数だけでなく、一定期間(指定できます)におけるフォロワーの増減グラフ、フォロワーの年代別・性別などの分析データを確認することができます。


7.「思わずシェアしたくなる」心理とは?


シェアしたくなる心理を生み出しているのは、「価値を共有したい」「交友関係を維持したい」「自己表現したい」という3種類の動機だと考えられています。
以下で、1つずつ見ていきましょう✨


①「誰かに価値を提供したい」

人は、自分にとって価値があると思ったものを人にも伝えたくなる心理を持っています。そこの気持ちがシェアの動機として一番多いという調査結果もあります!

Ex.「こんなすごいものがある!皆にも知ってもらいたい!」

②「良好な交友関係を維持したい」

有益な情報を提供することで、友人知人との関係を維持し、より親密な関係を築きたいと考える心理を指しています。
お互いに価値のある情報を共有し合うことで、良い相互関係が成り立ちます。

Ex.「これなんだけどね、すごくない?!」→「ありがとう!(私もこれを教えたあげよう💭)」


③「自己表現したい」

自分の主張を他の人に伝えるために、誰かの意見やニュースを引用して、それに対する意見や立場を述べようとする人がいます。
ここでは、自己の主張の正しさや自分の考えを知ってほしい、そして自分を評価してほしいという願望を叶えようとする ”承認欲求” が働いています。
自分の主張や知識などを拡散することによって「鋭い主張だ」「詳しいですね」などといった評価を得たいと考えます。

▼ 承認欲求の分類
「他者承認」・・・他人から認められたい
「自己承認」・・・自分自身を価値ある存在として認めたい
他者承認では周りからの評価が高まりそうなコンテンツをシェアし、自己承認では自分を高められそうなコンテンツをシェアします。
この2つでは、他者承認のための共有の方が多く行われる傾向があります。

Ex. 「俺はこうは思わない。なぜなら・・・。」

8.最新機能へのキャッチアップ


4章でのInstagramクイズ、皆さんの正答率はどのくらいだったでしょうか?
全問正解した方は、もしかしたらかなり少ないかもしれません。

それもそのはず。
「やっと覚えた…!」と思ったらまた新しい機能が続々とリリースされるInstagram。
キャッチアップはとても大変な作業です。

じゃあ、どうやって新しい機能をモノにしたらいいんだよおおおおお

という声があちこちから聞こえてきます。

そう思うのも無理はありません。
学校での勉強と違って、待っていても誰かがわざわざ教えに来てくれるようなことはないのですから😰

でも、答えはいたってシンプルで、

「わからないを放置しない」


これに尽きます。
SNSに限らず、全ての学びに通ずることでもありますね。

「わからないを放置しない」
言葉だけ見れば当たり前のことのように感じますが、新しい機能に対しては「面倒だな」「よく分からないし」「時間がない」という気持ちから、しばらくは様子見をしようとする人が多いのが現状です。

また、関係者でもない限り、リリース前から情報を入手しておくことは難しいでしょう。

そんな中でも「見たことのない機能だな…」と思ったらできるだけ直ぐに、調べることをクセ付けておくと、大幅な乗り遅れは防ぐことができます。

それどころか、新機能を前に足踏みする競合を横目に、素早く、正しく新機能を活用できれば、彼らとの差をぐっと広げることも可能であるとも言えますよね。

「ちょっと試しに取り入れてみようかな?」という前向きな気持ちで、情報収集をしてみてください♬


今後もripucaでは、基礎中の基礎から応用編まで、様々なTipsを紹介していきます!

新機能に関しても、なるべく早いタイミングで、かつできるだけ詳しい、解説記事をUPして行きますので、チェックいただけると皆様のお役に立てるのではないかと思います☺



* まとめ *


全6回に渡りお送りしてきた本連載も、いよいよ最終章。
これまでお読みいただいた皆様、本当にありがとうございました。

SNS運用は、一朝一夕に成功するものではありません。
ですが、基本に忠実に努力を続けていれば、結果は後からついてきます!
積み木を丁寧に重ねていくように、一歩ずつ、着実にアカウントを育てていく長期的な視点をくれぐれも大切にしていただければと思っています。

本連載が、少しでも皆様の素敵なアカウント構築の一助になっていれば、とっても嬉しいです!

また、私事ではありますが、インターン卒業のため、私が担当するTips記事は今回で最後になります。
卒業後の4月からは新社会人として、目一杯頑張っていきます💪

厳しい寒さを越えた、2022年春からの皆様の暮らしが、豊かで楽しいものでありますように☺

今後とも、株式会社リプカをよろしくお願いいたします✨

さて、次回からの連載は…?

『フォロワーを増やすには?』
こちらの連載が終了したということで…

次回からは、
Instagramの基礎、新機能についてじっくりと解説していきます♬

担当がインターン松浦から、育休から復帰したエース広報に変わりますのでお楽しみに😎

コロナウイルスの再流行に加え、まだまだ寒い日が続きます。
お体にはくれぐれもお気をつけてお過ごしくださいませ。

最後までお読みいただき、誠にありがとうございました☺

SNS運用において、競合に勝ち続けるためには、根気強さに加え、
次々とリリースされる最新機能や変更に対応していくための
情報感度・柔軟性が不可欠。

ユーザーに気に入ってもらうことはもちろん、Instagram側からも良質なコンテンツを継続的に提供するアカウントだと評価されることが重要です!

リプカ では、高い専門性を持つSNS運用のプロが、
マルっと全面サポート✨

☟ 「実績について詳細を知りたい!」という方は、こちらをチェック!

◆ 株式会社リプカ SNS運用代行事例集
◇ 公式HP

画像を拡大表示

最後の最後までご覧いただき、ありがとうございました!


◆ 参照記事・書籍

・書籍『SNSマーケティング 見るだけノート』(坂本翔 監修)


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?