全ての道は「環境対策」に通じる?③

不安症をお持ちの方は、読まないことをお勧めします。
相当にネガティブな内容が含まれるため・・・

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今回の話は、こちらの続きになります。時間の経過とともに見えてきた私の見えている景色を更新していきます。

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今回は、「世界を襲う、自然界のバランスが崩れた異常気象」と、レイダリオさんの「経済サイクル」を通してみていきたいと思います。

その後、この「正体」について、まとめと私見を簡単に語ります。

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①異常気象と私たちの生活環境の姿

まず最初に、世界を襲う異常気象のとんでもなさを実感するニュースからです。
私たち人間が、日々の営みの積み重ねで崩してしまった、自然環境のバランスの乱れによるものですね・・・

こちらはヨーロッパを襲う干ばつの現実です。

続いて、中国の干ばつの現実です。この後、四川省では一転して「洪水」になっていますね・・・

日本でも今年は「空梅雨」の後の集中豪雨、という流れでしたね。

そして、今年の暑さときたら・・・

さらに、ひとつの国の国土が3割も水没してしまう、というこんなニュースまで・・・

もう私たちにとっての「環境危機」は目の前にあります。

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②レイダリオさんの「経済サイクル」解説

こちらの動画になります。30分ほどの動画の中に、今私たちが知るべき「クレジットサイクル」の正体が詰まっています。
(投資に興味を持つ友人にまず観てもらっています)

今、「インフレ」が大きなテーマになっていますが、「経済が犠牲になっても、中央銀行は金融を引き締めないといけない」状態です。
そのサイクルがどの位置なのか?を確認すると、今後10年の未来はある程度見えてくる、と思います。

おそらく、「クレジットサイクルの収縮」の連鎖、という局面になるでしょうね・・・
これはおそらく、「経済活動の縮小」という要素を生み出す、と思います。

「時代のサイクル」が一目でわかるように画像添えておきます。

news.infoseek.co.jp「紙幣の大増刷と信用創造」から「戦争と革命」の時代へ

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③まとめ

もはや目をそらせない環境危機の現実が目の前にあり、
経済活動の収縮が目の前に迫っている・・・

これから向かう方向性はどう考えても「人間の活動が抑制される」ことで環境破壊を抑制していくように思えますが・・・

欲に目がくらんだ大多数の人々が環境危機や経済収縮、といった現実や大局に蓋をして、それでも目の前の利益を目指して「利益のために全てを犠牲にしてでも行動する」姿も目に浮かびますね・・・
ある人は生き残りを賭けて、ある人は自分の富を増やそうとして・・・
問題意識の提起として、過去ブログを添えておきます。(太陽光発電を巡る利益獲得と自然破壊、です)

資本主義社会の根幹をなす、マネープリントと利益の拡大とともに上がっていく「株価」を多くの人が追求する価値観が続く限りは、なかなかなりふり構わぬ(自然環境に)無責任な経済活動は止まらないでしょうね・・・
(私がよく思うことは、株価が今の2倍になるとしたら、経済活動が2倍の方向に向かうと人類はマジで滅びるのでは・・・です。投資相談のときにも話すことですが、なかなか理解されませんね・・・)

けれども、これからは「目をそらすことのできない」規模の環境危機やクレジットサイクルの収縮(倒産の連鎖と失業の連鎖)のどうしようもない圧力の前に、「小さな抵抗」はかき消されていくのかもですね・・・?
今、株を買う人には今後、どんな「体験」が待ち受けるのか?は神のみぞ知る・・・?
(ほかの方のコメント引用ですが、「利益」「GDP」に代わる指標を追いかける社会活動が必要な時代へ・・・今回のサイクル収縮の先に「社会変革」が生まれることを期待したいです。

こうして10年単位で経済活動が収縮する流れはまさに「全ての道は環境対策に通じる」ように見えます・・・?

怖いのは、この流れが「戦争」につながると、もう何が起きるかわからないことですね・・・
方向性が「環境対策」に向かうのか、「人間社会崩壊」(これはこれで環境対策・・・)に向かうのか、大きな岐路に立っているように思います。

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④私見

ここからは過去ブログも用いて、簡単につらつらと思うことを書き綴ります。

よく言われるのが、「資本主義は問題を解決した存在に報酬を与える」ということですね。
私はここに「ある疑問」を持ちました。
「問題を解決すればするほど、より大きな問題が出る私たちの世界」っていったい何なんだろう?と。

人間の寿命を延ばす、という問題が解決された後に、実際に寿命が延び(自然の摂理に反する)、それを支えられなくなりつつある私たちの社会に疑問を持ったところが始まりです。

そして1年後、その答えが出ました。
今「問題」として捉えていることは、実は「警告」である、ということです。

「問題」と捉えていることが間違えている、ということは・・・

向いている方向性が間違っている、ということです。


正しい捉え方は「警告」と捉えることなんですね。

わかりやすく言うと、
「問題点」の姿を私たちの手で変えるのではなく、
「警告」に耳を傾けて、姿はそのままに「私たちが考えを改める」

のが正しい捉え方ですね。
私たちは今一度「謙虚」になる必要がある・・・

・・・このようなイメージです。

「寿命を延ばす」ことに目を向けるよりも、短い人生を精一杯生きることで、生き生きした、充実した人生になる。
今の社会は、寿命を垂れ流しながらストレスに包まれ、ネガティブな心や言葉に囚われることが多い・・・

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こうして見ると、問題点を解決することは実は「傲慢」であるケースも少なからず存在する、ということが見えてきます。(もちろん問題の全てがそうであるとは言いません)

問題解決が大局判断で「本来あるべき姿」から逸脱する➡自然の摂理に反することをすると、より大きな問題点が浮かびあがる・・・

人間の「寿命」の問題は典型例だと思います。(高齢者の方を責めるわけではなく、現実の社会の姿から語っています)

そして資本主義は、「警告」を「問題」にすり替えて発展しています。それが、人類の繁栄と進化の裏側で起きる「環境危機」の正体です。

そして間違った方向性で進む人の営みが、「警告」を無視して突き進む先には、多くの人々の「ストレス」が待っています。
私は多くの人々の「ストレス」は、間違った方向性を正そうとしない存在への、「生きながらの天罰」だと捉えています。

これは私が、2年近く山籠もりをしながら、自然と緑から学んだことです。
以下のブログは、多くの方には理解できないでしょう・・・
このような体験は、現実社会では得られないので・・・

https://note.com/ripplecafe13/n/ndf148a5d14b8


現実社会の正体を理解する助けになれば幸いです。

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