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#9 賃貸の募集をしよう!

いよいよ賃貸の客付だ。

家を購入した不動産屋さんが、店頭に貼り紙で募集してくれていた。

賃料5.3万+共益費1.5万=6.8万/月で募集

一度、この店頭チラシを見て内見に来たフィリピン人の若夫婦がいた。奥さんは妊娠中で、戸建てで子育てをしたいということだった。

うちは駐車場が軽自動車でギリギリで、普通車だと近隣の月極駐車場を5000円/月で借りてもらう必要があるので、その点がネックとなり流れた。

この不動産屋は賃貸のポータルサイト(不動産版のメルカリ)掲載は行なっていなかった。

今の時代はポータルサイト(スーモ、アットホーム、ホームズなど)に物件の写真や情報を掲載して募集するのが主流で、店頭チラシで引っ掛かるお客はそう多くない。

ネットだったら好きな時間にチェックしてお気に入り登録しておき、比較検討する事が出来る。

通常、ポータルサイトへの掲載は賃貸仲介の不動産屋にお願いし、掲載してもらうことになる。

ハウスドゥのように売買の仲介を行う不動産屋もあれば、ニッショーやミニミニ、アパマンショップなど賃貸仲介に特化している不動産屋もある。

さらには、賃貸物件の管理に特化していて自分達で客付を行わない不動産屋もある。

賃貸の客付においては大抵、どこも報酬がどれだけ多く取れるかという事を考えている。

賃貸の仲介手数料は大家と店子合わせて100%までしか貰えない。だがそれだけだと仲介業者のやる気が出ないため、AD(広告費)という名目で賃貸仲介の報酬を上乗せして動きを良くするという事が行われている。

不動産の営業マンはそれぞれ月に◯万以上などノルマが設けられている場合が多いので、より効率よく稼ぎを上げるため、報酬単価の高い物件から優先して客付する傾向にある。

不動産営業マンがやりたい物件は

  • 物件力があり、簡単に成約が取れる物件

  • AD200(広告費2ヶ月分)など報酬が多く取れる物件

と言えるだろう。

なので基本的に仲介手数料は店子(たなこ:賃借人)に100%請求し、大家がADを1ヶ月や2ヶ月分出している場合が多い。

この内容は正直不動産というマンガや、エコーズという大家が自分でポータル掲載が出来るサイトを運営している木津社長のYouTubeが分かりやすい。

お部屋探しの主戦場がポータルサイトになってしまった今、いかにイケてる写真を撮って、ちゃんと掲載するかが超重要なのだ!

そこで、まずニワトリを呼び出す🐓

ニワトリというのはあだ名であって、ヒト科のオスである。同じもみほぐしの店で働いている仲間だ。

iPhone11以上だとカメラの機能に広角レンズが付いている。広角レンズで撮ると部屋が広く撮影できる。

普通のカメラ
広角レンズ使用
普通のカメラ
広角レンズ使用
普通のカメラ
広角レンズ使用



もはや、別の部屋である。
設備や照明もしっかり入るので、部屋の様子が伝わりやすい。

こんな感じで、映える写真を沢山撮った!

晴れた日でも照明をつけて、ガッツリ明るく見せるのがポイントだ!画像の明るさを上げても良いだろう。

この時は大家さんが自分で募集できるウチコミ!とジモティーを使った。

ウチコミ!は案内や契約はエージェントがしてくれる。
成約時にウチコミ!エージェントに仲介手数料を1ヶ月分支払う仕組み。入居者は仲介手数料無料!
ジモティーは自分で案内や契約をする必要がある。


ウチコミ!もジモティーも自分で写真をアップロードして説明を書いて掲載できるので、メルカリの出品と一緒で簡単に出来る。

掲載出来る写真の枚数が決まっているので、上限枚数までしっかり載せるのが重要だ。そしてコメントも記入すること。

当たり前のことだが、これをちゃんとやるだけで、かなり反響は得られる。

うちの物件は愛知県内で閲覧数2位になった!

問い合わせのメールは数件きたが、内見案内は入らなかった。
ウチコミ!はマイナーなため、ユーザー数が少ないのが欠点だ。

ジモティーも問い合わせはあるものの、既に書いてある事を質問してきたりする。ジモティーは民度が低いので、保証会社の審査をパスした人だけ案内するという投資家もいる。

私は今はエコーズと地元の仲介をメインで使っている。エコーズも自分で入稿できる点は同じだが、入稿先がスーモやアットホーム、ホームズなどの主要ポータルサイトにアップ出来る点が画期的だ!

ウチコミ!は勉強している大家ばかりなのでそれぞれ魅力的な写真や説明を載せているのだが、普通のポータルサイトは基本的に仲介会社に丸投げで、勉強不足の大家が多いので、当たり前の事を当たり前にするだけで出し抜けるのだ。

さっきからエコーズの動画を貼り付けているが、私はエコーズの回し者でも何でもない。

私のnoteまで見て勉強している大家など、ツチノコを探すよりも大変である。

エコーズは反響が見られるので面白い。
この場合だと、検索結果で表示されたのが379回、うち詳細画面に入ったのが70回、うち問い合わせが1件である。

ネットで反響を取って「この物件見たいんですけど!」と指名されるような物件を仕込む事が肝心だ。

この時は地元の仲介業者(ミニミニとかニッショーとかアパマンショップとか)を回る事なく、担当の不動産屋から「次は絶対に行くから6.5万で、リフォーム無しで契約したいと言ってます。」と、前回ブッチした外国籍の入居希望者から連絡があり、客付が完了した。

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