フランスの生理用品(ナプキン・タンポン)について
サムネイル:次買う予定のナプキン(https://www.loveandgreen.fr/fr/serviettes-hygieniques-ecologiques/43-serviettes-ecologiques-normal-3700668700744.html)
Ça fait longtemps!
やっちーです( ´ ▽ ` )ノ
今日の記事はずっとちまちま書いていたもので、やっと書き終われました!やったー!
今回は、生理用品の話です!
自分の身体のこと、使っていた・使っている生理用品のことを事細かに書いたので、ちょっと生々しいかもしれません。
見たくない・知りたくない・読みたくない方は回れ右でお願いします!
フランスの生理用品の質は本当に悪い
移住前「フランスはオーガニック製品が身近だし性教育進んでるし、生理用品も良さそうだな〜」という淡い期待を抱いてましたが、大間違い。日本の生理用品って優秀だったんだ・・・と気付かされました。
移住後、初めての生理到来
日本の生理用品も少しだけ持ってきていましたが残り少なかったため、急いで買わなければならず、とりあえずたくさんあって安いものを買いました。
フランスで初めて買ったナプキンは、alwaysというブランドのもので、Carrefour(フランスの大手スーパー)で1つ分の値段で2つ!というセール商品でした。
※以下カルフール(https://www.carrefour.fr)から写真引用
これが、安かろう悪かろう的な商品(自分にとってはそうでした)とは疑いもせず、しかも運悪く通販で買ってしまったため、パッケージも画像でしか見ておらず、本当に不運としか言いようがない!
いざ開けてみたら、赤ちゃんのオムツみたいなツルツル、テカテカ、ペタペタの感触。
薄い、いかにもな化学繊維。
当然、ムレる、かぶれる、血は漏れる。
何これ使えない!と気付き、幸か不幸か一緒に買っていたタンポンも開ける。
パッケージの写真を「このタンポンの中身はこんななのかな〜」的な感じで受け止め、全く理解できていないままに買ってしまったことをすごく後悔しました。
アプリケーターが、ない。
日本のタンポンといえばアプリケーターがあるのが当然なので、アプリケーターという概念すら忘れていたよ!
この時人生で初めて、アプリケーターのないタンポンが海外にはあるということを認識した。
指で、膣に、直に、突っ込まないといけない。トライした結果、怖いし痛いし、手は血まみれになりました。
この、悪夢のような生理用品2点でフランス移住後初の生理を迎えてしまい、軽くトラウマになりました。
フランスで生理用品ジプシー
日本ではオーガニックコットンのナプキンや、化学繊維でもふんわり厚めのナプキンを好んで使っていました。
多い時はうさぎのパッケージのやつ(伝われ)や
素肌のきもち21〜23cm羽ありで、
軽くなったらelis素肌感羽なし、みたいな。
タンポンも特別なものを使ってたわけじゃなく、普通のソフィのを使っていました。
なので、薄いナプキン/アプリケーターなしタンポンが主流っぽい?フランスの生理用品の常識の違いに、最初は本当にパニックになって落ち込みました。かなり諦めたかったですが、笑
諦めるわけにもいかず、気合いを入れてスーパーで生理用品の棚を真面目に眺めました。
Vaniaというブランドのものが良さそうだなと思って試しに買ったところ、正解っぽかったです。移住後初の生理ではこれを使い、何とかやり過ごしました。
次の生理に備えてアプリケーターのあるタンポンも探し、TAMPAXというブランドのタンポンを2種類試しました。
Compakというクラシックラインと、pearl compakというニューライン?の2種類があり、いまいち違いがわからないまま、両方試しました。
compakは外出先で血まみれになってしまい、仕方なく買った商品で、この時良かれと思って1番太いものを買ってしまったためか、2日目ですら挿入するのが少し痛くて、使いづらい印象でした。
いまだにこの商品の挿入感に抵抗感があり、使いこなせてません。笑
いつか使えるといいな・・・。
pearl compakは昼用のレギュラーサイズを買ったためか、細くて使いやすかったです。が、日本のタンポンよりは太いというか、アプリケーターに存在感がある気がします。
Carrefourブランドのナプキンも試しました。
値段はalwaysと同じくらい安く、alwaysよりはマシでしたが、結局同じような薄い化学繊維で作られており快適ではなかったので、もう買わないと思います。
Intermarcheブランド(LABELL)のタンポンも試しました。
ちゃんと入れてるはずなのに毎回ショーツが汚れる・・・。経血に対してサイズが足りなかったのか、ひどい時は出先で太ももまで全部漏れていました(上記のTAMPAX compakを急遽買った時の話)
おりものシートやナプキンと併用すれば大丈夫なのかもしれませんが、そうすると結果値が張って意味が無いです。そもそも上記のことから安心感や信頼感に欠ける商品となってしまったため、こちらももう買うことはないと思います。
ブランドと商品を調べて比較
・ナプキン
歴史があるがケミカルなブランド、化学繊維、確実にスーパーで買える
→always、Nana、Vania、各スーパーのブランド
BIOっぽかったり、産婦人科医推奨だったりと安心感のあるブランド、スーパーにあるか薬局にあるかが場所によって違う→
TADAM、LOVE&GREEN、saforelle
探してみたらalwaysにコットン100%がありましたが、薄いっぽいので試す必要ないかな。Nanaは1度も買ってませんが、これも薄いっぽいので同じく。
Vaniaだけは、分厚くて日本のナプキンっぽいです。1番簡単に安心を手に入れられたので、個人的にはこれがおすすめです!
しかしVaniaも最高の使い心地というわけではないので、次はサムネイルにしたLove & Greenのナプキンを買ってみたいと思っています。竹100%ですが値段他のものとさほど変わらず高くないので、かなり気になります。良さそう〜。
・タンポン
化学繊維、確実にスーパーで買える、アプリケーター有
→TAMPAX(Compak/Compak Pearl)
BIOっぽい、確実にスーパーで買える、アプリケーター無
→Nett
ナプキンは羽あり羽なしに価格差がさほど見られない印象ですが、タンポンはアプリケーターの有無、BIOかどうか、でナプキンよりも価格差がある気がしました。
アプリケーター有、まあまあの使用感、低価格を叶えてくれるのは、実質TAMPAX一択(2種類あるので好きな方で!)かと思います。また、スーパーのブランドでも大丈夫!という方はそちらの方が安いです。
上記ナプキンの安心感ブランドにもタンポンありますが、価格が高い印象です。
Nettはアプリケーター有もあるみたいですが、あまりスーパーで見た記憶がないです。そもそもアプリケーター無が看板商品っぽいので、アプリケーター有の需要がなく、場所によってはあまり置いてないのかも?と推測できます。
個人的には、TAMPAXの使用感と価格のバランスがまあまあすぎること、アプリケーター無のタンポンが使いこなせたら楽だなあと感じていることから、先のことを考えてフランス製の繰り返し使えるタンポンのアプリケーター「fava」を買ってみました。
使ってみたらまたレビュー書きます〜!
これを使って、今後はNettのアプリケーター無に切り替えていきたい〜。
・ナプキンとタンポンどちらにも共通
他のものより価格が高い(安心ブランドだから)
→saforelle、TADAM
安いけど時々質は微妙っぽい→
各スーパーのブランド
ナプキン・タンポン以外の選択肢
・試したい→吸水ショーツ
個人的に、フランスの吸水ショーツはかなりスリムなものが多いイメージですが、まだリサーチしてないのでイメージにすぎない。実際はどうなんだろう?
日本に住んでいたときに、ユニクロだかGUだかで買ったものはごわつきがすごくてすぐ捨ててしまったので、ヨーロッパのものを試してみたいです。日本より普及してて安く手に入るんじゃないかな?と思っています。
・断念した→月経カップ
実は元々コンドームがあまり得意でなく、よくかぶれたりカンジダになったりしており、月経カップも同じく身体に馴染みませんでした。
ラテックスも樹脂もアレルギー検査してないけど、体感的に子供の頃からシリコンやゴム系のものと自分の身体の相性が悪いので、まあ仕方ないかなとも思います。
また、潤い度合いに関係なく元々挿入時に痛みを感じやすい体質なのですが、そのせいなのかまたは折り方のせいなのか、月経カップを入れる際はいつも痛みが強かったです。
よって、数回試しただけで月経カップを膣に入れることにかなり抵抗感が生まれてしまい、使いこなすまで我慢して使い続けられませんでした。利便性より不快感、恐怖感、抵抗感が勝ちました。
生理の終わりと始まりの時に、鍋にお湯沸かして煮沸消毒しないといけないのも嫌でした。(電子レンジ対応商品もありますが、自分の持っていたものはできなかったので)
使いこなせたらナプキンもタンポンもいらないし、吸水ショーツより小さいから持ち運びに1番便利だし、とメリットたくさん感じてたのですが、難しかったです。
日本で買ったので5000円くらいしましたが、結局捨てました。無念!
自分の好みに合うものを海外で探すのは大変
まあ当然ですが・・・。笑
自分は血まみれの時に手を突っ込むのが不快・不潔に感じてあまり好きでなく、経血が多い時や眠る時はナプキンを、感覚過敏がひどくてナプキンに耐えられない時や、長時間取り替えられない時はタンポンを使っています。
ですがフランスに来てからは、行きたいタイミングでトイレがないことも多いので、タンポンの使用率が上がっている気がします。
日本の生理用品の質の良さ、トイレがどこにでもあることなど今までの当たり前は恋しいですが、フランスで暮らす以上これらの違いは受け入れて、慣れていきたいものです・・・!
セラゼッタを飲み始めてから久々に元々の自分の生理のような出血があり、改めてフランスの生理用品のベストはなんなんだ・・・と調べた結果でした。
長くなってしまいましたが、この記事が自分用のメモとしてだけでなく、フランスの生理用品に触れる機会のある日本人女性の参考になったらといいなあと思います。
好みのものをいくつか見つけておいて、ケースバイケースで上手に使い分けていきたいですね!
それでは、à bientôt o(`ω´ )o
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