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フランスの水道について①お湯と水道水(石灰入り硬水)のこと

サムネイル:アパートのシャワールーム

Bonjour!
やっちーです(_´Д`)アイーン

今日の記事はずっと書きたかった内容です!
フランスと日本の水道・水質の違いについて。

日本で生まれて日本で育ったら、ジャバジャバダーーーっと水を出し続けても「水道代高くなるかな?」という心配があるだけで、特に使用上問題がないですよね。しかしここはフランス。フランスの一般家庭では

お湯の売り切れ

ということが、度々発生します( ;´Д`)

アパートのお湯タンク


日本ではほとんどの場合、ガス回線を契約して、給湯器からお湯が出るというシステムですよね。
しかし、フランスではガス回線を契約している家は珍しく(ガスコンロもまだ見たことがないので、多分そうだろうという推測で書いています。)、電気でお湯を作るシステムが主流で、写真のような、お湯タンクなるものが各家庭に存在しています。

1日の中でどのくらいの量のお湯が使えるかは、このお湯タンクの大きさによって左右されます。
昨年末に旅行でフランスに来た時は、まだこの仕組みを知らなかったので、真冬なのにお湯が売り切れで出なくなり、いきなり冷たいシャワーをしなければならなくなったことが何度かありました…。

あの時の絶望感たるや、
半端なかったです( ;∀;)笑

イギリスのairbnbでも同じ思いをしたので、もしかしたらフランス周辺の国では、あるあるなのかもしれません…。
今度ベルギーに行く予定なので、ベルギーがどうかは追記したいと思っています!

これからフランスに来られる方は、日本の感覚でお湯を使わないように、ご注意ください!( ゚Д゚)つ旦

暑い季節ならいいけど、それ以外の季節では後悔することになるよーーー!!!

お湯の話は終わって、今度は水の話

フランスの水道水硬水で、calcaireが入っています。(calcaire=「カルキ」だと思ってたんですが、「石灰」っぽいです。で気になる方は各自で調べてください〜)
危ない!まずい!飲めない!ということはないですが、グラスやマグカップにカルキが浮かぶほど見えるような感じで気分良くはないので、通常の飲み水としては、ミネラルウォーターペットボトルを買う人がほとんどだと思います。あたしたちは料理は水道水でしちゃいますが、気にする人はできないんじゃないかな…。

ちなみに、長いこと掃除を怠ると時たまこのcalcaireが悪さをして、大変なことになります。

※以下衝撃画像、閲覧ご注意ください

石灰がびっしりついた電気ケトルの中

ウギャアアアアァァァアアア!!!!!!!!

これは、去年旅行の時にふと開けて気付いてしまったジョーダンの電気ケトルの内部です。ジョーダンは生活能力があまりないので、放置してこの状態になるのも納得なんですが、いや今見ても怖いなこれ!!!
今となっては笑い話で済みますが、これを見た時はまだ水道水の中の石灰のことを知る前だったので、あたしは大量のカビを毎日飲まされてたの?!?!?と、軽くパニックになりました。笑

ちなみに、フランスにはお掃除用のお酢が売っており、これで掃除したらちゃんと全部取れたので、この電気ケトルは今でも使われております!すごいね。

また、先程紹介したお湯タンクも数年に一度掃除しないと、calcaireが固まってシンプルに何も出なくなることがあるそうです。
calcaireの威力すごいな!

このように、昨年末の旅行でお湯売り切れ水質の違いを知ったので、「水道の仕組みが日本と違う」ということはわかっていました。しかし、それだけでは甘かったようです…。

次回に続く

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