山中玲

オーストラリア西海岸在住。革作家。日本にこんな素敵な場所(note)があることをつい最…

山中玲

オーストラリア西海岸在住。革作家。日本にこんな素敵な場所(note)があることをつい最近知りました。嬉しい。過去に書き留めた言葉、今書き留めてる言葉を時間の枠を無視してここに綴れたらなあと思います。朝遊び大好きな超朝型人間。

最近の記事

自信の法則

私の中でここ数年信じていることがある。 身を捧げなければ心を捧げなければ、真摯に向き合わなければ何も始まらない。ということ。 異性との関係にしたって20代の頃はいつも友達以上恋人未満の関係を好んでいた私は大人になっても誰かとシリアスな関係になることに奥手だったと思う。そういう曖昧な関係を好んだのは無防備に自分の何もかもを捧げて傷つくのが怖かった。自分が性的な関係を持つ人からはいつも一線を引いていて、いつ関係が終わりを告げても傷つきすぎないように心の準備をしておきたかった。

    • 無題

      手を広げたら ハグしてくれて 頑張れなって 背中をたたいてくれた かわいい人だから泣くと思った photo by Priscilla Du Preez

      • 「英語が話せない日本人」を誇る私

        うちの親は二人とも学校の教師で第二次世界大戦後に生まれた世代。丁度アメリカから色んなものが入ってきた時代で戦争に負けたのもあって、日本はダメ、アメリカ(西洋)はすごいっていうのを刷り込まれてきたアメリカナイズされた世代の人たちでもある。 自分の子供が英語が話せるっていうのが父親の夢でもあって、私が高校卒業後海外へ行くと言った時は心配皆無で大喜びで放り出された。幼い頃は父から「日本はアメリカを超えた貿易黒字国なのに英語が話せるビジネスマンや社長がほとんどいない」とか「英語が話

        • 幸せな時間を増やす方法

          こちらの友人でここ最近イタリアとオーストラリアを行き来している人がいる。オーストラリアを離れた時はオーストラリアの友人関係も仕事も何もかもが嫌で抜け出し、母国のイタリアに帰って2年後また同じ理由でイタリアにいるのが嫌になりオーストラリアに戻ってきた。 友達に裏切られたとか、仕事場で喧嘩をしたとか、自分は何も間違ったことをはしていないとか、いる国や場所が変わっても本人が傷ついている内容はいつも同じなのだ。 本人が見ないでいたってその事実やトラウマはどっかへ行ってくれるわけじ

        自信の法則

          無題

          あなたが聞きたくないことを 言ってあげるよ あなたが幻滅することを 言ってあげるよ あなたが傷つくことを 言ってあげるよ 私あなたを好きだって言う photo by Taylor Friehl

          無題

          一秒先の あの人ために 僕は何百という感情を 忘れることにしよう photo by Tamara Leroy 

          無題

          キレイな心をありがとう でももっともっと 汚くてずるい心を 私にください photo by Jasmin Chew

          無題

          僕が見ている全てを否定して 君が肯定している全てでそれを埋めてくれればいい 君なりの現実を僕がどう捉えるかということより 君が僕を捕まえに戻ってきてくれるかの方が はるかに重要だよ photo by Allef Vinicius

          無題

          見たこともない白さの中で 僕は涙を流す 何もかもが終わることが 怖くて僕は駆け出す あの子との思いでを胸にひめて 歩いていく photo by Christina Gottardi

          無題

          彼女はいつも僕を理解してくれた 一番わかってくれた だけど時々辛辣な言葉を吐いたり冷たい態度をとったりすることを さらりとやってのけた だから僕はそれ以上に冷たく接することを 常に心掛けた photo by Eila Pellegrini

          無題

          今この場所で 君をを好きだといってもいい photo by Standret

          無題

          君を僕の好きにさせてよ 遊ばれてるんだよ? 冷たくしてやるんだよ photo by Rachel Claire

          無題

          彼女は許されるのに 他の人では許されないような矛盾を 僕たちは知っているはずなのに それに納得しているふりをして 知っていることをいつもひた隠しにした。

          赤い車

          僕たちはもう怖がらないですむようになっていた。 ずっとたくましくなって それがどうしたの?って クールに笑うことができた。 夢を見ることから醒めて 何度も赤い車を追いかけた。 赤はきっと勝利の色だと僕は思うのだ。 photo by Roberto A Sanchez

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          今日20代に多く悩んできたことや、今の私がここまでやってこれたことを考えながら歩いていた。いちいち疑問を感じて自問自答したり、自分なりの答えを色々なものに探してきたと思う。 あまりにもそれが多くて疲れたり、パニくったり、出口が見つからなくて泣いたりしたけど自分が経験したことを自分のできる限り吸収してきたんだってようやく感じれるようになってきた気がする。 私の20代前半は本当に体全体で色んなことを求めていて、自分の中の考え方がほんの一か月で、一週間で、一日で変わっていたりし

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          イースターが明けました。お元気ですか?君にはもう少し説明しないといけないと思うんだけど私が気分を害したのは君と元カノは利害の一致でセックスをしていわば同罪ってやつなのに君はまるで自分の方が利用されたみたいに勘違いして彼女のことをひどく侮辱していたからだよ。 前から彼女のこと良く言ってなかったから嫌いなんだろうぐらいに思っていた。あれだけ貶す相手とセックスする君の感覚が理解できなかった。私にもしあれほど貶す相手がいたら絶対にそいつとは体の関係を持ちたくないし、持ってしまったら

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