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第14話 メキシコ版極限サウナ「テマスカル」

テマスカル

「Facebookで“Temazcal”を検索。この広告を見つけ、
開催場所を見つけWhat's Appで連絡を取り、参加。」

ーテマスカルとはー
『“Temazcal”とは古代の蒸し風呂の儀式で、先住民族のナワトル語で「蒸気の家」を意味する“Temazcalli”が名前の由来です。
元々メソアメリカ文明の時代には、テマスカルは身体や魂を清める儀式を行う場所として使われていました。 しかし、現在ではスパやブティックホテルなどでリラクゼーションメニューの一つとして取り入れられていることが多く、儀式というよりも日本のサウナと同じ感覚で利用されています。』
(https://www.919mexico.com/info/temazcal#matome01 より引用)

その時のメモを元に、綴ります。
一言で言うと、「メキシコ版極限サウナ」。
全部で5回。写真はだめ。全部で20人くらい参加してた。多国籍。イタリア、イングランド、オーストラリア。フルーツを持ってこないといけなかったみたい。250ペソ。(値上げされてる!?)

最初は、全員裸足で焚き火のようなところを円で囲う感じに並ぶ。
そして、よく分からん木くずを握って目をつぶってると、何かを燃やした杯のようなものを体の前でくるくる。
そのあと木くずは真ん中の焚き火に燃やす。

その後、サウナを体感するための、ドーム状のところに入る。
分かりやすい例えで言うと、形は、スキー場とかにあるような「かまくら」。木で骨組みを作って、そこに、冬用の布団と毛布で覆ったような作り。
入る時は土下座みたいなやつをする。
中は、中心にくぼみがあって、そこに熱々に熱した石を置く。そこに、ハーブ?みたいなのを撒く。すると、ドーム内はハーブの良い香り。
その後、ドームの入口を完全に閉ざす。
そして、ハーブが混ざった水を焼け石にかけて、ロウリュ。
これを全5回。

内容はこんな感じやった。
1回目は、歌いながらサウナ、20分くらい。
2回目は、叫ぶ。
ここで休憩挟んだ。ここで給水。なんか唱えてから飲む。
※自分で水飲むのは禁止。
3回目は、みんな夢?語ってた。叫ぶ。
4回目は、歌う。
5回目は、短かった。

とにかく真っ暗やから何も見えない。全く何も見えない状態。
そんな中、儀式中に感じたこと。
正直、これと言って感じたことや見えたものはない。
とにかく暑い中、精神を鍛えた感じ。
色んな声出したり、叫んだりしてみたけど、どちらかと言うと楽しかった笑
もう1回やりたいかと言われると、まぁもういいかな笑
ほんまに、「暑いのを耐える精神力を鍛えた」これに尽きる。

出たら、みんな一斉に水浴び。
焚き火の周りに集まり、また木くずを持つ。何かを唱えて、燃やして終わり。
最後は、みんなで持ち寄ったフルーツを食べる。
めっちゃ「ありがとう」って言ってた。
サウナ中も日本語言ってくれてた。
やっぱり親日は多いし、「日本語」が面白いみたい。

以上!テマスカルでした!
ちなみに、宿からこのテマスカルを体験できる場所までは、車で20分くらい。
行きはタクシーで向かった。100ペソくらいかかって案外高かったので、帰りは1時間かけて歩いて帰った。その帰り道の途中で、犬か馬のうんこを踏んでしまって最悪でした。
旅の中で踏むのは2回目。やられたぁぁぁ。
でも、1時間も歩いたから、宿に着いた頃には跡形もなく消えてました。「運が良かった」。

さて、そろそろサンクリ編が終わります。
なんなら、早くもメキシコ🇲🇽の旅が終わろうとしています。

伝わったでしょうか。サンクリの良さ。
まず、気候が過ごしやすい。夜は涼しい。
昼間も、半袖で汗かかないくらい。
そして、飯が美味い。
旅人が多いから、出会いがおもろい。
そして、日本食屋さんが素晴らしい。
あとは、物価が安い、ってのもよく言われるみたいやけど今はもうかなり物価上がっちゃってあんまり感じれへんかったなぁ。

個人的に、「住みやすい」の定義は、「気候」と「飯」で決まると思う。

このふたつが揃えば、自ずと旅人は増えるし、人も魅力的な人が集まる。良いサイクルを生み出すんじゃないでしょうか!

ってところです!
でもマジで、沈没の理由が分かった。言葉だけでは表せない雰囲気の良さもある!!!是非訪れて見て欲しい。

今回は短いですが、この辺にて失礼!

さて、次回予告。
ついに始まる...「地獄の〇〇〇〇〇編」!
お楽しみに。

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