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第19話 アカテナンゴ火山、いざ登らん‼️① 【噴火/ホットチョコラテ】

今回から、ツアーや移動手段等の値段も残しておこうと思います!

★アカテナンゴ登山ツアー詳細★
基本料金:450ケツァール(約9,000円)
※これはホームステイ経由の特別価格。自力でツアー会社に申し込もうとすると平均約650ケツァール(約13,000円します。)
追加コース:200ケツァール(約4,000円)
登山用の杖:木の棒(1本)→20ケツァール(400円)、ちゃんとしたスティック(2本)→50ケツァール(1,000円)
内容:ホステル送迎、昼夜朝ご飯、コーヒー、ガイド、キャンプ(寝袋付)

アンティグアの中心地から1時間ほどバンに揺られ、スタート地点へ。
ちゃんとした山登りなんてしたこともないから、正直不安。

ツアーの詳細には、難易度8/10との記載。なぜここでビビらせに来るんや。
「ツアー」やし、ふとっちょのおばちゃんとかも参加してるぽいから正直舐めてた。

「大まかな地図。基本コースは、右の山のベースキャンプまで。左の山の人が立ってるところに行くコースが、エクストラコース。」

中継地点のようなところに到着し、地図を見ながらこれからのツアー概要説明を受け、昼食と夕食を渡された。
いや、今渡されたらこれ持って登らなあかんやん、、、😢

たまたま、同じホームステイ先のアメリカ人と同じだった。彼はスペイン語もペラペラなので訳してもらいました^^

そして、スタート地点に着くと、まさかの超キュートな子猫がお出迎え。
もうこのツアー満足してもうた。
いやいや、メインは火山トレッキング。
いや、にしても子猫可愛いが過ぎる。
しっかり写真を撮った上で、トレッキングスタート。

「チュールの表紙になりそう」
「ザックに興味津々」
「ずっとニャーニャー鳴きながら足の周りをウロウロ」


さすが、難易度に書いてあった通り、ゴリゴリの山。こちらでは一応「montaña」もしくは、火山「volcán 」という。今回登る山は、アカテナンゴ火山という山なので、ボルカン。

「登山開始!」
「火山灰が積もってて、草木もそこまではえてない。」

約10人ほどのグループ。おそらく余裕で最年少。21歳やと、基本的にどこ行っても最年少。

山道はこんな感じ。木々が生い茂るというよりは、スカスカってかんじやな。例えるなら、グアテマラの山って感じ。例えとは。

どんどん上を目指す。
1人、毎回めっちゃ遅れをとる人がおった笑
いじけてる感じがおもろい笑
もはや可愛い。

"イジける"

ツアーってこともあって、休憩も多いし、遅い人もおるし、ペースはかなりゆっくり。余裕で常に先頭集団と共に登っていけた。

「休憩を挟みつつ、、、」
「霧が凄かった」
「昼食の中身はブリトーでした。かなりボリューミー。」
「垣間見えたアグア山。アンティグアの都市の目の前にある大きな火山。」

ところどころから垣間見える山が、ワクワク感を増す。
マラソンで言うところの、デッドポイントを乗り越え、セカンドウインドに突入し、呼吸もかなり楽になった。
案外まだ高山病とか、標高が高いことに対するダメージはゼロ。バスとかもアホほど揺れるけど車酔いも全くないし、わんちゃんそういう系には強いんかも。ラッキー。

そして、なんなく頂上へ到着。
すこい!!!壮大すぎる!!!
常にポコポコ煙をあげている。
ちょっと曇ってるのがほんまに残念!!!

「雲の上とはこのこと」
「モクモク」
「火山灰と少しだけマグマが散ってる」

ちなみに、本日泊まるのはこんな所。
まぁいい感じ。ただ、ガチで寒い。防寒対策舐めてました。家出る直前に、ウルトラライトダウン置いてきたのほんまにミス。身軽に、と思ったけど、ミスったなー。

今回のミスは2点。
①ウルトラライトダウンを置いてきたこと。
②酒を買わずに登ってきてしまったこと。

結構②が痛い。
ほかのツアー客が買ってきてて超羨ましかった。
こんな景色で飲むお酒は別格やろうなぁぁぁ、次に活かします。反省と改善のスピードは早いに限るからね。とはいえ荷物増えるから悩みどころ。

テントの中で荷物を整理してると
ツアーガイドの兄ちゃんが、
「水回収するよー」と。
なんか言ってるけど、何ゆーてるかわからん。
まぁ冷やしてくれんのかな?とか思って渡した。

いや待て待て、名前書いてへんやん。
気づけ自分!この時はあまり深く考えてなかった。

その後少しして、
「ホットチョコラテはいるか?」
と言ってきた。やったぁ!クソ寒いから最高やん!

そこでやっと気がついた。
まさか、あの水で、、、。
最後の水やったのに、、、。
やられた。
まだあと1日残ってんのに、、、やべぇ、、、。

「命の水が、ホットチョコラテに変わった瞬間。めっちゃ美味いよ。美味い。美味いけどさ泣泣泣」

そんなこんなで、夜を迎える。
午後18時くらいに、ついにカッコイイ噴火が見れた!!!!
山の斜面をマグマがドロドロと流れてた。
火山は夜の方が活動的らしい。

「ドカン」
「何回かこの規模の噴火が!」

めちゃめちゃ寒くなってきて、焚き火をすることに。毎回思うのは、海外の人ってなんでみんな焚き火とか火つけるのあんな上手いん笑

そしてこちら。

「焚き火用の木を調達するために。」

「いやどっから持ってきてんその木」
「いやどっから持ってきてんそのオノ」
と、言わんばかりの顔をしながら写真を撮影。

いやぁ、焚き火の方が派手よ。
火山頼む〜。
その願いは叶わず、もう完全に見えなくなってしまった。

「映えるなぁ、そして暖かい」

ほんまに運がいい時に見れる火山を載せておきます。

「こんな感じのも見たかったなぁ」
「たまに火山灰を伝って落雷があるらしい」

ちなみに、もう雨季に入ってしまってるので、この時期に最高の火山は見れないそう。
これはいつか再チャレンジしたいなー

みんなで焚き火を囲み、お酒を回したり、飯食ったり。

「これが有名なお酒?らしい」
「温めてくれて普通に美味かった、パスタ。」

ほんっっっまにこっちきて感じるのは、超親日であること。「ハポネス(Japones)」ってだけで写真撮ろう、とか、めっちゃ声掛けてきてくれたりする。明日の朝は早いとのことで、20時くらいには、全員テントに戻った。

「同じツアーの仲間」

景色とか(今はなんも見えへんけど笑)それこそ火とか見ながら、音楽を聴いて余韻に浸るのが、個人的には好きなので、1時間半ほど1人で火を眺めていた。

「犬も寒いのか、焚き火の横でスヤスヤ」

日が消えそうになってきたので、人生で1度はやってみたかったことをすることに。
※ここから少し下品なので、第20話に進んでください。日記の役割として残してる面もあるので。

「小便で火を消す。」
いや、これ中々出来へんよ。日本じゃまず無理。みんな周りおるし、衛生的にも。
自分でもアホやなと思いつつ、しっかり「鎮火」しました^^

ちゃんと火を消してから、寝ました。一石二鳥‼️ってことで、締めよう。

最後下品に終わってすみません。
次回、エクストラコースに挑む。そして、帰る、の巻。

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