ミドサー2児の母・転職記⑤~面接そして内定へ~
こんにちは。
適応障害で公務員を辞職し、その後転職をしたミドサー2児の母・rionです。
この記事では崖っぷちミドサー母の転職活動の様子をお届けします。
面接対策
書類とウェブテストを通過し、面接に進んだ4社。
超ワークライフバランス重視の軸で選んだ企業たちには一貫性がなく、業界も職種も見事にバラバラ…
どのように面接対策をしたらよいか考えていたところ、エージェントがこのような質問を聞かれるというリストを提供してくれました。
面接対策は、このリストへの回答を埋めるところからスタートです。
中途採用の面接は概ねこのような質問で構成されています。
自己紹介(経歴)
自己PR
転職理由
志望動機
上記に加え、公務員から民間企業へ転職をする場合は「5.なぜ公務員を辞めるか」という点をそれはもう、深く深~く問われます。
一般的に公務員は民間企業と異なり、特殊な職業。
志した際にも全く異なる理由を持っていたと想像されることから、強い意志を持って選択した公務員をなぜやめてしまうのか(=ネガティブな理由で安易に辞職をする人なのではないか)という点をどの企業も気にしています。
エージェントからのアドバイスもあり、特に5については入念に準備をしました。
上記の質問について一通り回答案を用意すると、これで本当に良いのかなという疑問が生まれ、エージェントに相談をしました。
すると心よく面接対策の面談を設定してくださり、私の回答案に違和感がないか。ネガティブの印象を受けないか。という視点でアドバイスしてくれました。
またどのように答えたらいいかわからず悩んでいたことに対してもヒントをくれ、そのヒントをもとに面接対策を一歩進めることができました。
面接まで進めば通過率は上々
事前の面接対策をしっかり行っていた甲斐もあり、面接はほぼ通過していきました。1社は途中で落ちてしまいましたが、3社は一度も停滞せず順調そのもの。
中途の面接を複数受けた感想としては、事前に対策していた質問から大きく逸れるような質問はあまりなく、素直な質問が多かった印象です。
お互い良い大人だからか?圧迫面接等も一切なく、終始朗らかで雑談交じりのような面接も多くありました。
新卒ではいわゆるガクチカ(学生時代に力を入れていたこと)の質問にウェイトが置かれることが多く、中途の面接においてそれに当たるのが「困難だった業務とそれの対処方法」なのかなと思います。
確かにこちらはどの面接でも聞かれたもののそこまで深掘られることはなく、どちらかと言うと転職理由(→繋げて志望理由)、何よりも公務員を辞めた理由を深く追及されました。
公務員を辞めた理由を問われる中では、そもそもなぜ学生時代に公務員を志したか、という学生時代の自分の志望理由まで細かく聞かれました。
これにはえっ、そこまで遡って聞いちゃう!?と正直驚きました。
(11年以上前の記憶を必死に辿って回答…!!)
そして、その立派な志望理由があったにも関わらずなぜ今公務員を辞めようとしているのか、と続けて質問をされます。当然学生時代の志望動機も踏まえて矛盾のないように回答しなければならず、まさかここまで深堀りされるとは…と焦りました。
結論・ミドサー母でも転職は可能
上記のような面接を経た結果、34歳2人の子持ち母親でも無事3社から内定をもらうことができました。
3社とも年収は現状維持~ややアップ、テレワーク等の働き方は大幅改善。
正直、ここまでの結果が得られるとは思っていませんでした。
年齢の壁(30歳)はあったか
書類選考は散々でしたので、書類選考の段階では年齢の壁(30歳)もあったのだろうと思っています。
書類の段階では本当に落ちまくるので、少しでも引っかかるものであればとにかく応募するのみ、という感じでした。
一方、面接に進んでからは年齢の壁を一切感じず、むしろ若手・新人扱いをしてくれる様相すらありました。(特に大きな企業の面接でそれを感じました。)
もう30歳オーバーだし…等と卑下する気持ちもありましたが、そこまで悲観をするような年齢でもないのかもしれません。
子持ちであることが不利になったか
この点は、一切感じませんでした。
というか、正確には、全く子供について問われなかった。
(そりゃそう、30歳過ぎた女だからって子供いますか?なんて聞いたらコンプラ上大問題ですよね… でも、先方も年齢的に子供はいるだろうな、と想定して判断してくれていると思います。)
一方、働き方等で気になる点はありますので、(テレワークは可能か、半日/時間単位の休暇は取得可能か、看護休暇はあるか、等)これは条件面談の際にガンガン聞きました。
それでも内定を頂いたので、良い人材だと思ってもらえさえすれば子供がいるかどうかはほぼ関係ないのだろうと思います。
結論
ミドサー2児の母でも転職は可能。
もっと早く決断をしておけばより良い結果を得られた可能性もありますが、出産前後や復帰直後は転職をしづらいのも事実。
私は子供が少し大きくなった今のタイミングでしか動くことができなかったので、このようなタイミング・現状でも想定以上の結果を得られたことに感謝の気持ちでいっぱいです。
次回。
3社の内定先と選択のポイントをお伝えします。
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