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ピクミン3にハマる夫婦

今週の珈琲次郎さんの企画では、過去に書いたパートナーとの記事を再アップ!というテーマでした。今回は、私がnoteを始めたばかりの時に書いた「ピクミンの記事」を少々リニューアル+加筆してお届けしたいと思います。


何かに没頭する時、はじめから膨大な時間を費やすぞ!と気合いをいれません。気づいたらハマっていて、気づいたら人生の一部分を占めています。

そうやって、気づいたらハマっていたのが「ピクミン3」でした。ピクミン4ではなく、ピクミン3です。大事な違いです。

我が家にはSwitchが一台、テレビの下に眠っています。ナマズ(=旦那)の仕事柄、今年はゲームに触れる機会が増えました。ある時、光り輝いて見えたソフトが、あつ森でもスプラでもなく、ピクミン3だったのです。

人生で一度もピクミンをやったことのない私は、「赤ピクミンは〜、火に強い」という可愛い歌しか知りません。一方のナマズは、ピクミン愛に溢れており「君はピクミン好きだと思う。可愛いし。」と勧めてくれました。

結論、ナマズの予想は一つ当たり、一つ外れます。

メインストーリーを進めるより先に、ミニゲームの「お宝を集めろ」から始めました。制限時間内にエリア内に広がったお宝と動物の死骸を、ピクミンを働かせて回収するゲーム。私の大好きな"段取り"を思う存分楽しめます。

時代がWiiで止まっていたので、操作を覚えるのに苦労しましたが、練習すれば慣れていくものです。人間の学習能力は本当にすごい。週末にピクミン3をやるうちに、段々とこなれてきました。

ゲームをするタイミングは、決まって夜ご飯の後。「今日、ピクる?」ニヤッとするナマズの合言葉をきっかけに、急いで食器の片付けをし、TVにSwitchを繋ぎます。

セカセカ動く姿に、「いま、私たちはピクミンだよ!!」と片付けと準備をスピーディーにこなします。ピクミン3が待っている私たちは、家事だってウキウキです。

何度もプレイするうちに、私たちは高みを目指すようになりました。実際の制限時間よりももっと短い時間でクリアを目指します。そうなると、段取りゲームというか、もはや仕事のようになっていきました。

わたし「はい、こっち終わったから、ここにピクミン送っときます」
ナマズ「あ、ここのお宝回収しといてほしい」
わたし「ちょっとここの金塊振り分け弱い気がする、ピクミン足しとくね」

何度も高い目標に打ちひしがれ、その度に励まし合い、また頑張ろうとリトライボタンを押す。なんだこのゲーム、楽しすぎる。

ただ、ゲームというのは価値観の相違が出ることがあります。我が家の場合、ピクミンへの想いが真逆でした。ナマズはピクミンが敵に食べられ、命を落とすたびに、ピクミン死んじゃった〜ごめん〜と愛おしみます。

一方の私は、死んでも何の感情も湧きません。ピクミンはいくらでも生えてくるし、画面の中の生き物だからです。冷酷な面をここで晒すのは気が引けますが、ピクミンの顔をよく見ると、心から可愛いとは思えないのです。だって、目が点です。

ピクミン、薄い愛情でコキ使いまくってごめんなさい。でも、すごく働き者で感謝しています。いつも楽しませてくれてありがとう。

去年のクリスマスに、サンタさんがピクミン4をプレゼントしてくれないかな、なんてボヤいていましたが、サンタさんはやってきませんでした。残念。

いまだにピクミン4は我が家にないものの、スマホアプリの「ピクミンブルーム」を最近やり始めました。簡単に説明すると、お散歩アプリです。歩けば歩くほど、ピクミンが育ちます。

いろんなところにお出かけをすると、”デコピクミン”と呼ばれる、普通のピクミン+αの子たちが仲間になるのが、コレクター要素があって楽しいポイントです。

チーズの黄ピクミン

ただ、ナマズとお出かけの最中にも二人でピクミンブルームを開いて苗の育ち具合を確認していると、「僕たちはピクミンを惰性でやっている気がする」とナマズが言いました。

「今、僕はピクミンをやりたくてやっているわけじゃない。自然にアプリを開いて、ダラダラと操作してしまっている」とゲームあるあるの、気がついたら時間を溶かしている現象をデート中にやっていました。

あれだけ、ピクミン3では「ピクるぞ!」と目標を持って挑んでいましたが、ピクミンブルームでは隙間時間にダラダラとピクミンを愛でてしまい、少し反省します。

とはいえ、ピクミンのお散歩アプリは、楽しみながら健康促進できるので、これからも時間泥棒されない程度に続けたいと思っております。最後に、二人が一週間歩いた歩数と、記念撮影した画像をどうぞ。

平日は在宅でほぼ0歩なので、
休日に歩きまくりました🐾

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