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【本棚紹介】正反対な叔母と姪のすれ違いストーリー『違国日記』
今回は私が買い揃えている漫画を紹介します。
『違国日記』はヤマシタトモコ先生の描かれた作品で、少し前に11巻で完結しました。
連載としては短めの11巻ですが、内容がとても濃く、涙なしには読めない作品です。
この作品を友人におすすめすることが多いのですが、正直なんと説明したら良いのかいつも悩んでいます。
作家をしている叔母が、両親を事故で亡くした姪を引き取る話
まずはここです。
その次に、
その叔母は姪の母親である実姉を嫌っていたけれど、姪がたらい回しにされる様を見て自分の良心に従い姪を引き取り一緒に暮らし始める。
しかし、叔母は姪を可愛いと思うたびに「この子は自分が嫌いだった姉の子供である」という現実に引き戻され、姪に対してどのような感情を抱けばいいのかを悩みながら過ごす
一方姪は、急に両親がいなくなり、自分が天涯孤独であるという状況にどう向き合えば良いのかを悩みながら過ごす
そんな2人の同居ストーリー
と説明します。
そして最後に、
自分の中で言語化できていなかった社会に対する疑問とか、恐怖とか、やるせなさという感情を漫画という形で可視化して叩き付けられる感覚があってしばらく頭から離れなくなる
考えさせられる話が嫌いじゃなければ是非読んでほしい
このように伝えることが多いです。
正直なところ、自分の中であれこれ考えただけで言語化ができていないので聞かされた友人も困ると思います。
しかし、
私にはこの話で感銘を受けたところを言語化することができないから読んで語り合わせてくれ!
というのが心中にあるため、めげずに人にお勧めしている次第です。
ダイバーシティや社会問題に興味を持っている方にはどこかしら刺さるところのある作品だと思っているので、興味のある方は是非読んでみてください。
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