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挨拶、テレワーク、リアクション。

皆さんは挨拶の語源、どうして挨拶ができたのかを考えたことがありますか?

諸説あるのですが、一つは禅宗で問答を交わして相手の悟りの深浅を試すことを「一 挨一拶」といい,その言葉に由来するそうです。また違う説では中国のとある寺のお師匠様に対して、弟子が朝一声をかけてお師匠様のお互いの今日の調子や機嫌を推しはかるための行為として生まれたなどいくつかあるそうです。

コロナ禍で以前にも増してチャットツールを使うことが多くなってきていると思いますが、チャット上の字面だけではこの相手の様子を推し量るのが難しい瞬間が増えてきたかと思います。またオンラインMTGなどでも音声のみでやり取りする場合などもあり、良くも悪くも"顔色"を伺うのが随分と難しい時代になったものです。

僕はコロナ禍前はスタートアップ企業で働いており、比較的若いメンバーが多く社内でワイワイやりながら仕事をする感じがとても好きです。この"ワイワイ"というのを自分の中で改めて言語化すると、"リアクション"ではないかなと考えています。リアクション芸人という言葉があるくらい、皆リアクションされたり、見たりすることは多いかと思いますが、意外と自分がリアクションすることを意識して考えてたことがある人は少ないかもしれません。

僕はコロナ禍に入ってからMTGの際、少しリアクションを大きく取るように心がけています。言葉で相槌を少し大きめに発言したり、画面越しで大きくうなづいていたり(ワイプ芸に近いかもしれません)といった形で伝わりやすいリアクションをし、様子を推し量ってもらえるぐらいの余白を残せるように意識しています。大学時代のプレゼン練習で講師から、「プレゼンを受ける側にもマナーや姿勢がある。より相手の方が話しやすい環境を作るのが受けて側のマナー。」と教えられたこともありました。プレゼン中は資料画面が中心のため、顔は小さな画面だったりするため相手が聞いているかどうかがわかりづらいので、プレゼンの邪魔にならない程度にリアクションをとっています。

また前職のスタートアップではslackを使用して、オリジナルスタンプをメンバーが勝手に作るようになり、社長も含め会社全体でどんどん活用、コミニュケーションを楽しんでいました。またslack特有の#timesという個人タイムラインに昼何食べたとか、今このデザインで苦戦しているなど自由にメンバーが書き、時にはその流れで雑談したり困りごとを助けてもらったりなど気になったものにリアクションをして、お互いを推し量る場面をうまく作っていたかと思います。

コロナ禍で以前のような仕事のしかたが難しい時代ではありますが、時にはビジネスライクになりすぎず、ユーモアのある少し大きめのリアクションを取ることで、ちょっとドライなテレワークが少しでも解消できると良いなと思っています。

アイデアとユーモアで、
世の中の暮らし・ビジネス・仕組みを “楽しく” 変え、
価値を最大化する
を推進するためそんなところを心がけている今日この頃でございました。


リモートワーク下においては
リアクションもスキルの一つだなと痛感します。
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