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地元、静岡県三島市をご紹介

こんにちは!生まれも育ちも名古屋、制作部のなりちゃんです。

味噌煮込みうどんで育った私が、三島市に住んで3年目。

完全在宅勤務でリオで働く私が、住んでみて感じた三島市をご紹介します。

まず、三島市って『どこ?』 と思われた方。
3年前の私と一緒です!

◆場所◆
東西に横長の地形の静岡県。
その東部(神奈川県寄り)に、三島市は位置します。

有名な観光地、箱根の芦ノ湖、熱海、修善寺まで、クルマで約30分の場所にあり、温泉入り放題。
富士山の湧き水が街中を流れ、雄大な富士山を間近に眺めることができます。

三島は一応新幹線が停まり、それほど過疎でもなく、医療機関もありつつ程よい田舎。

市役所からのお知らせが町内会のスピーカーを通して流れてくる感じが、田舎。
多くは振り込め詐欺の注意喚起、火事情報、そしてお年寄りの捜索願いだったりします。
「無事に保護されました」と追ってお知らせが流れると、見知らぬお年寄りでもほっとするものです。

◆交通◆
新幹線で名古屋からは約2時間、東京からは1時間の場所にあり、こだまが停車します。
(2時間に1本くらい?の頻度で、たま~にひかりも停車)

三島と修善寺を結ぶ伊豆箱根鉄道、通称『いずっぱこ』。
沿線には、富士山ビュースポットをはじめ、三嶋大社、函南仏の里美術館、
伊豆長岡温泉、韮山反射炉(世界遺産)、修善寺温泉などの多くの観光地があり、同時に市民の足です。

「ラブライブ!サンシャイン!!」とコラボしてラッピング車両が走っていたり『刀剣乱舞コラボ電車』などの、イケメンシリーズともコラボしているとか?!
地方路線もオリジナルの施策で頑張っているようです。

◆名所◆
三島と言えば、三嶋大社。

毎年、8月に三日間連続で開催され、三島駅から三嶋大社のあたりまで祭り一色に染まる大きなお祭り
『三嶋大祭り』が、今年3年ぶりに開催されました。
伝統のシャギリ音楽や農兵節、イマドキの三島サンバの音で三島がおおいに賑わいます。

目玉は恒例の『頼朝公旗挙げ行列※』という芸能人が源頼朝に扮して練り歩くイベント。
今年は“特別”に大河ドラマとコラボして、源頼朝役の大泉洋さんや、
仁田忠常役のティモンディの高岸宏行さんが行列に出演し、三島市民大熱狂&大興奮。
三島のメイン通りに「洋ちゃ~ん!」「やればできる~!」が響き渡り、三島大祭りに花を添えてくれました。

※伊豆に流刑となった源頼朝は、三嶋大明神(三嶋大社)に百日祈願ののち旗挙げをし、鎌倉幕府を打ち立てるに至る。
昭和23年から、この故事を再現した頼朝公旗挙げ行列を行っています。
広報誌 広報みしまより

◆名産品とB級グルメ◆
「箱根西麓三島野菜」と呼ばれる、箱根の西側、標高50m以上の斜面に広がる畑で作られた野菜が特産品で、
その特産品の、三島馬鈴薯(メークイン)を使用した『みしまコロッケ』という、ご当地グルメがあります。

箱根西麓の三島馬鈴薯(メークイン)100%使用を使ったみしまコロッケ。
みしまコロッケを名乗る条件は、三島馬鈴薯(メークイン)を100%使用することだけ。
その条件以外の味や形は、各々が創作して販売しているので、いろいろなみしまコロッケを楽しむことができます。

姉妹品には
・甘藷(かんしょ)みしまコロッケ。糖度が13~14度と果物に匹敵する甘さの、三島甘藷(さつまいも)を100%使用したもの。
が、あるそうですが、私は食べたことがありません。

◆方言◆
方言と銘打って紹介するほどでもないけど、三島のかわいい言葉たちをご紹介。

~達 ⇒っち (例:おらっち、うちっち、こどもっち、先生っち)
男性は「おらっち(俺たち)」って普通に使うので、聞きなれない最初のころは
妖怪〇ォッチのジバニャンの真似かな?・・え?・・なんて、ちょっと引いてたことは、ナイショ笑

語尾にプラスするのは「さ~」
「じゃん」的な感じで「さ~」を付けるようで、「〇〇行ったさ~」「〇〇買ったさ~」と
さ~さ~よく耳にします。

◆ローカルフード&ソウルフード◆
『のっぽ』
のっぽを食べずに育った子どもはいない!とまで言われるほど、沼津三島地域で馴染みのある、きりんの絵がある細長い菓子パンです。
細長いコッペパンに各種クリームを挟んだもので、愛されて40年になるとか。

『福太郎』
三嶋大社名物として売られている草餅です。(境内だけでなく、駅売店、お土産屋さんでも見かけます。)
伊勢名物「赤福」の餅を草餅にして、見た目を“やんちゃ”にしたら福太郎になります。

え?やんちゃって?と思われた方。「福太郎 リーゼント」で画像検索すると、やんちゃの意味がわかりますよ。
三嶋大社の境内に福太郎茶屋で、温かい緑茶と福太郎2個のセットが200円でいただけます。

『さくら棒』
長さ約90センチ、ピンク色のフォルムの「さくら棒」。これは何かと言うと、麩菓子。
桜が入っているわけではなく、ピンク色(さくら色)なので、さくら棒だそうです。
麩菓子というと黒糖味の黒いものを想像しますが、「ふがし」よりも「さくら棒」と呼ぶ方が一般的なほど、
人々の生活に根付いていて、縁日などでこの大きなさくら棒が屋台で売られています。

私も、三嶋大社の境内の出店でさくら棒を見つけて、思わずこれ何?って聞いちゃいました。
さくら棒だけをずらーーーーっと売っている、店内ピンク一色の屋台。
綿菓子、チョコバナナ、お好み焼き、じゃがバタ、さくら棒・・普通に出店で鎮座してますからね。
まだ食べたことないので、初詣の時にでもトライしてみます。

愛知県民にとって身近なはずの隣県、静岡。
なのに、名物や観光地どころか、場所も知らなかった三島市。

住んでみて感じるのは、富士山の湧き水が流れる「せせらぎ」効果なのか?際立った映える観光地はないけど、
人が優しく、のんびりできるいい街です。

目的地にするほどのインパクトはないので、熱海や箱根旅行ついでに、ふらっと立ち寄ってはいかがでしょうか?


静岡は、掛川花鳥園と沼津の深海魚水族館に行きたいです!
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