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今、あえて1歳子連れでフィンランドに行く理由(その2)
こんにちは、Rioです!
前回に引き続き、なぜ我々家族が今年の夏にフィンランド旅行をすることに決めたのかを記事にしたいと思います。今回は、より私たち家族に個別に関わる理由になります☺
(前回の記事はこちら)
海外旅行を敬遠する理由が少ない今のうちに行きたい
円安・物価高など、巷では日本人にとって海外旅行がしにくくなってきている要因がニュースになることが増えています。せっかくコロナ禍による移動制限が解除されたと思ったら、今度は経済事情によって海外旅行の意欲がそがれる現状があるようです。
でも、個人的には、海外旅行を敬遠する決定打としては実家問題・家族の介護・仕事事情など、人それぞれに個別に関わる事情の方が案外大きいのではないかと思っています。こういう個別事情って、表面化して初めてその問題の根深さに気付くことも少なくないと思うので、気付いた時には「とても海外旅行なんて行く気になれない」という悲しい状況になってしまいそう。
幸い、私たち家族3人は、今のところ遠方の家族を含めてみんな健康で、1.5週間程度であれば有給休暇をつかって仕事を休むこともできるので、あとは「決め」の問題でした。1歳子連れでの長距離フライトなど、不安要素を上げればきりがないけれど、
「もし第2子を妊娠・出産したら、当分長距離フライトは難しいのでは」
「お金と時間を使うべき時に使わないと将来後悔する」
「世の中には0歳子連れで長距離フライトする人だっている」
半ば自分に言い聞かせるように、私が妻にそんなことを話したことで、2人の間で今年フィンランドに旅行する決心がつきました。
旅行の思い出は一生もの
1歳の子どもを旅行に連れて行ったとしても、本人の滞在中の記憶はすぐに新たな記憶によって上書きされてしまうかも知れません。子どもが言葉を話すようになってから旅行のことを覚えているか聞いたとしても、記憶にない又は非常に断片的な記憶しかない可能性が高いでしょう。
それでも、あえて子どもが1歳の今、家族で遠くに旅行するという経験は、今後私たち家族にとってとても価値あるものになるという確信があります。それは、去年秋に家族3人で初めての海外旅行としてオーストラリア・ケアンズに行った経験が大きいかもしれません。子どもはカンガルーなどの動物との触れ合いや、公共の人工ビーチでの水遊びなど、とても楽しむ姿を我々大人に見せてくれました。
もちろん写真や動画は山ほど撮ったので、今でもそれらを眺めながら幸せな気持ちで満たされることがあります。ただそれ以上に、「1歳になったばかりの子どもと一緒に、3人で海外旅行を実現した」
という紛れもない事実が、その後の私たち夫婦の心理に与えた影響がとても大きいと感じています。「今回のフィンランド旅行も不安要素はあるけど、きっと大丈夫!」そう2人で思いが一致したのも、きっと去年のあの経験があるからだと思っています。
実際、ケアンズ旅行をしたとき、私は「この旅行がうまくいけば、来年はもっと遠くに行けるね」ということを妻と話したことを覚えています。つまり、私たちにとって去年のケアンズ旅行は、将来さらに私たち家族の行動範囲を広げるための布石でもあったわけです。
行けるときに行く。不安を抱えながらも、とりあえず実行してみるとそれが既成事実となり、将来の自分たちの可能性を広げるうえでの自信となる。今まで以上に自分軸で物事を決められるようになる。そしてそれは自分自身のウェルビーイングに繋がる。私はそのように考えています。
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