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イベント後の質問返し②:オンライン⇆オフライン / サブスクについて

60人もの人に参加していただいたこのイベント。

たくさんの質問をいただきましたので、何回かに分けて、このnoteに答えを書いていこうと思います。

施設の利用価値と、コミュニティの価値はダブルレイヤーで場の運営では必要だよね。という議論をこの前してました。コロナによって施設の利用価値が見えずらくなった時に、コミュニティで作ってきた価値をオンラインなどで可視化する事で、施設に誘引するという、逆ザヤの流れになるという仮説もあるかもしれないと思っています。

これも本当にその通りだなと思っています。

今までは、リアルな場所に人が集まることが価値だと思っていました。(今でもそういう思いも強くありますが。)

しかし、今後オンラインでのイベントや集まり、コミュニケーションが増えていく中、オンラインでの価値提供やコミュニティ形成は必須になってくるだろうなと思っています。

ただ、これはオンラインにだけ集中するという話とは少し違うと思っていて、今まではオフライン(リアルの場所)に人が集まることだけに集中している人が多かったのですが、今後はオンラインでの企画や、コミュニティ形成を通して、コロナ終息後のオフラインの場への動線作りとして機能させるという流れを作るという話のはずです。

オンラインとオフライン間で、人の往来を生み出す。

そのためには、オンラインだからこそ生み出せる価値や、オンラインの役割をしっかりと考えること、そして、オフラインだからこそ生み出せる価値と役割も同様に考えることが大事になります。

オンラインとオフラインを完全に区別して、お互いを毛嫌いするのではなく、密接に関わり合って、互いを活かし会える関係性であることを認識することで、今まで生み出せなかったような価値を、創造できると僕は信じています。


付加価値のサブスク化の話は特に印象的でした。地方に暮らす人ほど目に見えない価値を大切にするべきなのに、「サブスク便利」としか思えませんでした…

イベント内でサブスクリプションサービスについて話をしました。

サブスクは便利で、僕自身もよく使いますが、個人的に懸念していることとしては、提供している付加価値を感じ取ってもらえない or 付加価値を提供しようとするモチベーションが下がる可能性があるというところです。

これに関しては、チップ制度が日本で普及すれば、解決されるかなとは思ってはいます。

ユーザーが定額で、あらゆるサービスを利用できる代わりに、金額以上の価値を感じ取った時には、チップ(投げ銭制度)があれば、サブスクが普及しても、付加価値提供を惜しまずに考え続けると思います。

しかし、それがない場合は、社会主義っぽい雰囲気が生まれて、価値提供側のモチベーションが下がり、サービスの質も低下していくような気もします。まあ、これに関してはわかりませんが。

サブスクが普及していった先の未来と、その先に生じるであろう問題と、それに対するアクションはぼやーっと考えておきたいですね。

より良い発信をすべく、知識を蓄えるために活用させていただきます。