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いつまでももがき続けること〜映画『HOKUSAI』を観て

こんばんは!Rioです😊

先日、何年間か振りに
映画館で映画を観てきました🎥
映画はとても好きなのですが
エンパスの特性上、物語に入り込み過ぎて
戻って来れなくなる(笑)ので、
予告の時点で自分の心が躍動したり
何かご縁を感じるものだけを
観るようにしています。

今回は
映画『HOKUSAI』を観てきました!
俳優の辻本さんをTwitterでフォローしていたので知りましたが、予告を観た瞬間に
「ワイはこれを観なきゃあかん!」
という、不思議なシンパシーを
感じざるを得なかった感じです。

浮世絵や葛飾北斎について詳しい訳じゃないけど
北斎の生きることや見えている
世界へのエネルギーを
感じました。

予告の時点でそのエネルギーを
感じちゃったもんなので
本編は言わずもがな
ビリビリと感じる「波」のエネルギー
ずっとハンカチをぎゅぅぅぅぅと
握りしめてました。

北斎にしか見えない世界を
北斎にしか持ちえない感性で創造していく
北斎は天才ではなく
人一倍、繊細で感受性が高くてこだわり強くて
その自分の特性を臆することなく表現していた
と思いました。

そしてもう一つ
北斎を世に送り出した名プロデューサーである
蔦屋重三郎にもすごく心を惹かれました。

以前、手を差し伸べてくれる人についてつぶやきましたが

まさに蔦屋重三郎は北斎
ずっと手を差し伸べていたし

北斎も紆余曲折ありながら、その手を掴んだ。
そうして2人は自分たちが描きたい世界で
自分らしく生きていたんだと思います。
「自分らしく特性を理解すること
そして理解してくれる人の手を掴める。」

なんだかそんなことを感じました。

あくまでも今回の映画の中の世界での話ですが
最初の頃は北斎も「売れたい」という漠然とした
欲があったのだと思います。
しかし自分の内面の世界を創造していくうちに
「自分の描きたいことはなんだ」と
自身に「問い」続けていたのかなぁ。

有名になってなお、北斎は85歳の時に
「猫一匹、まともに描けない。」
娘の前で、涙を流したそうです。

真っ直ぐで、そして繊細で、
自分の世界観で世の中と闘っていた。
そして常に自分の絵、人生にに
「問い続ける」
ことをしていた北斎。

そんな
いつまでたってももがき続ける
北斎の飽くなき世界が
きっといつの世の人の心にも
芯のこもったエネルギーを伝えるのだと。

まるで木漏れ日溢れる森林で
生涯大切にしたい本と出会ったようでした🍀

本日もお読み頂きまして
誠にありがとうとございます😊

ちな、以前私は急に思い立ち
沖縄の浜辺で書を書いたのですが、
その後ろ姿と今回の映画のパンフの
最初の見開きが全くの同じ光景で
北斎と私の繋がりを感じた
都市伝説大好きさんの
おふざけ一コマです🤣


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