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2023.12.09 高校生みらいラボの出張授業に行ってきました@文京区立第九中学校

今回は文京区立第九中学校で出張授業をしてきました.

それぞれの学校に一回きりの授業ではなく半年かけてプログラムを実施していく形式の出張授業になっています.
残念ながらすべての授業に携わることはできていませんが,土日や大学が休みの日はできるだけ学校に訪問するようにしています.

毎回授業にメンターとして参加させていただくたびに,学びや気づきが多く,ありがたいやら,申し訳なさやらで感情がぐるぐるしています.

「この授業が夢を見せるだけのものであってはならない.」
「授業をする側の自己満で終わってはならない.」

これが,”やりたいことを見つけるワークショップ”の出張授業に携わる度に私が考えていることです.

夢を見せるだけで,その先について何も考えない・生徒が考えられるようにサポートしないって何とも残酷なことをしていると思うのです.
そして,この授業を通して満足してほしいのは私たちではなく,あくまで生徒であるということを忘れた瞬間に全く意味のないものになり果ててしまう.

もし,このようなことを一瞬でも授業中にやってしまったら,生徒も敏感に気づいて抵抗感を強く感じることになるし,先生方も本当にこの授業は意味があるのかと疑ってしまうのではないだろうか.
(少なくとも,私が生徒・教員の立場であったらそう思う.)

どうしたらそのような状態にならないのか,その状態を改善するためには何をしたらいいのか.感覚として分かったものをどのように人に共有して納得してもらえばいいのか.

わからない.できてない.不安になる.

そして,この感情の揺らぎは現場に直接響いてしまう.

特に私の場合は,自分の意見を述べようとするときに感情の揺らぎが激しくなる.呼吸は浅くなるし,気を抜いたら涙が出てくるし,表情が明らかに固くなる.
一人で働くことができればこんな苦労なんてしないで済むのになって思いながらも,そんなことは言ってられない.
本当にまだまだ未熟だし,これから解決していかなくてはならない自分の課題も山積みだ.
頑張らねば.

ーおまけー
「僕の人生はどうせ自分の親が決めるんだ.」
この言葉,どうしても私には納得できてしまったし,本心から私もそう思ってしまった.
この考えってそんなに悪いものなのかしらとさえ感じてしまった.
この感情を変えたいと願うのであれば,まずは彼の言葉の要素をしっかり感じ取りたいなとも思う.
次回以降の自分への課題ですね.


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