初舞台!ピンコント!漫才!

 現在大学一年生、大学に今年できたお笑いサークルに入って、初めての舞台を先日学祭で経験しました!その話をぐだぐだ書きます!

 ガラガラだったらどうしましょうね〜と言ってたのですが、まさかの満員御礼でした。なんなら立ち見もできてた。みんな来てくれるじゃん……。私は両親祖父母叔父叔母いとこが来てました。緊張と羞恥心で死ぬかと思いました。ナンシーはああ言ってたけど、脳の羞恥心をつかさどる部分はやはり切除すべきかも。
 飛ばさない!間違えない!噛まない!の三つをクリアできれば御の字!すべっても大丈夫!くらいの気持ちで舞台に立ったのですが、思いのほかウケをいただけてちょっとほくほくです。でも一つもクリアできませんでした。全部ちょっとずつアウト。そこまで他の打席は全部ダブルプレー取られてしまった代わりに一発でっかい満塁ホームランを打った気分です。そんなバカでかい笑いを取れたわけでもないのに……。ハードルが低い……。
 先輩が作ってくれたVTRがOPからEDまで全部良すぎたのでそこも最高でした。リハでOP観たとき、良すぎて感極まって泣きそうになりました。サイコ〜〜〜〜。

 以下、ネタのことちょっと書く

・ピンコント『ヒモ』(出囃子:アイ情劣等生(かいりきベア))
 相方の怪我により、コンビでのコントを取り止め、前日に急遽私がピンコントをやることが決まりました。自分でやる!と言ったものの、だいぶ不安でした。R-1にエントリーしたくてちまちま作ってたネタの時間を少し伸ばし、一日で覚えました。そう考えるとめちゃくちゃがんばりましたね……。えらすぎ〜。
 しかし、ネタを飛ばさないはギリクリアできてない。一瞬思い出せなくてセリフとセリフの間に変な間が生まれることが多かった。そして、時間を伸ばすために追加したくだりがやはり覚えられなかった。そのくだりの最初のセリフだけ、事前に先輩にカンペを頼んでいて良かった。私が飛ばしたのを察した時に出してくれたおかげでなんとか続行できた。助かった。
 ヒモのネタなんて家族親戚の前でやるもんじゃねえよぉ〜!と思いながらやりました。なんでそんなネタを作ったんだ。でも、このネタの評判がちょっと良くて嬉しい限りです。なぜかいつも笑いに厳しい両親からも面白いと言ってもらえたし、身内が多かったとはいえアンケートでもたくさん書いていただけたし、「あの子面白かった」みたいなことを聞いたよ〜と教えていただけたなんてこともありました。嬉しい嬉しい。やはり、自分が作ったものが褒められるのはこの上なく嬉しい。
 嬉しくて、何回も動画で観てしまったりする。自分のネタは観てられないけど、ちょっとウケてるの確認してしまう。「ここでちょっとウケるんだ」みたいな発見もあった。
 時間を伸ばすために追加したくだりをカットしてしまえば、ちょうど2分くらいのネタなので安心してR-1にエントリーできます。学生R-1に間に合わなかったことが悔しいです。来年はエントリーできるといいなあ。
 しばらくはこのネタを叩きます。新ネタも作れたら作りたいけど、作れるかもわからないし。とりあえずR-1予選まではね。

・漫才(コンビ)(出囃子:ヨアケマエ(パスピエ))
カラオケで相方とネタ出しをして、それを相方が上手くまとめて作ってくれたネタ。ネタ出し段階で「これは面白いぞ〜!」と言ってたので、ちゃんとウケてよかった。
 ただ、途中コンビでネタを飛ばした。どっちも次に続くセリフが私だと思っていたが、相方だった。自分のセリフと相手のセリフ、どっちも覚えておくのが大事なんだな〜と思った。思い出すまでの時間グダグダしたり騒いだりしたあと、「ここ忘れてください!手を叩いたら忘れるってことで!パン!」で再開しました。強行突破すぎる。でもこの強行突破、結構良かったっぽい。
 普通にめちゃくちゃ良いネタだと思っているので、ネタ飛ばさず披露もしてみたい。
 相方はもう演者やらないっぽいけど、NOROSHIエントリーできたらこのネタで出たいね〜の話はしたのでやれるといいな。そもそもエントリーできるかな〜したいな〜。

 人前に出るって得意では無いし、ある程度気心知れてる人じゃないとだいぶ大人しめの猫を被ってしまうし、自分は人見知りとかコミュ障とかあがり症とか緊張しいとかその辺の言葉を全部煮詰めて固めたみたいな人間であると思って生きてきたので、練習ではなんとかできてた部分も本番では緊張で全部すっ飛んでいくのではないかと思ってた。すっ飛んでいかなかったとしても、声が全然出なかったりするんじゃないかと思ってた。
 意外といけた。
 ちょっと自信がついたかもしれない。私は人前でパフォーマンス的なもの、意外とできる。アドリブもちょっとうまくやれた。なんならウケもいただけた。うん、うん。嬉しい嬉しい。

 褒められることは結局だいぶ嬉しい。またやりたいな〜の気持ちがちゃんと残っているので、がんばりたい。新ネタ、書けるかな。

 あと、普通にR-1の予選とか、なんかいろいろ出るときにピンのときは芸名がほしくて、必死に考えている。友達からもらった案で面白くて好きなのはあるけど、名前として背負うにしてはハードルが爆上がりしてしまうし、何より私がツボっちゃって名乗れない気がしている。
 別に全然「鈴宮縁」でもいいけれど、なんかお洒落芸名欲しい。某学生芸人さんの芸名とかとてもお洒落で好き。元々ある言葉の漢字を変えるのやりたいなあ。とりあえず、良いの思いつくまでは鈴宮縁でいくけれど、思いついたら全然変える。
 友達に相談したら出された案の「スペシャルゲスト」はだいぶ好きなのだけれど、それを背負うのかなりハードルが高いし、何より笑っちゃって名乗れない。それを余裕で名乗れちゃうようにやっぱり脳の羞恥心をつかさどる部分切除したいな。ナンシーになりたい。

 ライブ後、来ていた祖母が裏金渡すみたいな渡し方でお小遣いをくれた。あの渡し方がなんだったのか気になって仕方ない。

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