コラボで生み出す
コラボレーションとは 共同で行う作業や制作。特に複数企業による共同開発や共同研究、芸術家たちによる共同制作や共演などをいう。
仕事から帰ってきて、いつものようにとりあえずテレビをつけた。そしていつものルーティンで晩ご飯をつくり始める。
いつもテレビをじっくり観る時間はほとんどないのだが、
「これとこれをコラボレーションしたら何が出来る?」
という声がテレビから聞こえてきて、
「コラボ?!なんか面白そう!」
料理しながら、私はその番組が気になり、ちらちら観る。
その番組は
ガイアの夜明け 【 争奪!“絶品”グランプリ~新時代の農家“スター誕生”~ 】
地方の農家と異業種をコラボ、農作物を“売れる商品”にし日本全国さらには世界まで打って出ようというプロジェクトがある。“スター農家”が誕生する瞬間に密着!
だった。職種は違えども、歯科衛生士と何をコラボしたらいいものができるだろう。と常々考えていた私にはとても興味深い内容だった。
ただいいものをつくっているだけでは生き残れない現実。
「にっぽんの宝物グランプリ」という地方の生産者と異業種をコラボレーションさせ、無名の農作物を売れる商品へと生まれ変わらせる取り組みが7年も前から始まっているとのこと。
そう考えてみると、農作物に限らず、ヒト・モノ・コト…現代って様々にコラボして多種多様になったなと改めて思った。
コラボすることで、新しいものが生み出される。win-winの関係も生まれる。
私は歯科医院勤務の経験しかないので、それ以外の知識がほとんどない。だけど、歯科衛生士をしていて思うのが、歯科医院も、技術が上手いというだけでは生き残れない。ということ。
2018年3月末で歯科診療所は6万8756カ所あるらしい。1993年時点での歯科診療所は5万5906カ所で、2万2852店のコンビニの2倍以上もあった。その差は縮まりつつあるが、2017年時点でもコンビニより1万653カ所も多いそう。
競争が起こるのも当然だ。
オーダーメイドのメンテナンス
今日、患者さんに「お口と身体は繋がっている」という話をしていた。その方は、歯磨きはきちんとできていながらも、なかなか歯ぐきの状態が良くならない方だった。ライフスタイルを聞いていくと、食生活の改善から何かできそうな気がした。この方は自炊をされる方だったので、
ここで閃いた!
歯科衛生士×栄養士なんてどうだろう!
お口の状態を診て、その方に合ったレシピを提供する!もちろん簡単にできるもの。
私はストレスが肌に出るタイプなのだが、食生活を改善するように言われたことがある。だけど、何をどうすればいいのか的確なアドバイスがなく、それを言われただけだった。ましてや、上京したてで、料理をしようなんて、そんな余裕はない時だった。
そんな時に「食生活を改善してくださいね」と言われても…と思った記憶がある。
そうならないように、その方とよくお話して、あなたは今こういう状況だから、この栄養素が必要。それにはこのレシピが簡単だよ!とレシピをお渡しできたらいいな!と思った。
つまりは、オーダーメイド!!
お口の中は人それぞれ。だからこそ、いくら素晴らしい方法でも、全ての人に合っているとは限らない。
にも関わらず、歯科の保健指導においては、教科書で習った歯磨きの仕方を教えて、ここをよーく磨いてきてください。フロスや歯間ブラシも使ってください。
いや、違う。と私は思う。
自分の可能性は∞
コラボレーションで生み出されるものは、双方にも想像できなかった、ステキな相乗効果をもたらすのではないだろうか。
歯科衛生士だからできること。
歯科衛生士にしかできないこと。
それを誰かとコラボすることで、自分の可能性がもっと広がる気がしている!
可能性は無限大!!
#歯科衛生士 #栄養士 #夢 #コラボ #可能性 #無限大 #日記
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