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あれ?と感じた時

頑張っても頑張っても出口が見えなかった時

私にはやりたいことがある。

そのためには自分の時間に自由があるということが大前提なんです。

そこでよし頑張るぞ!と思いついたのが、

個人業=社長=自由の図が浮かびました。               正社員のお給料を安定して上回ればなんとかなる。           

私が当時単発でアルバイトをやっていたのは、日本で暮らしている時からのヘアメイクの仕事。アメリカに移住してからは、主にアパレル系のウェブ用のモデルさんのヘアメイクをしたりしてたのですが、特に有名アーティストでもない私は知人頼りにやっていたので、結局安定性もなく、しょっちゅう仕事もありません。

しかし、ある時、日本人の海外挙式のヘアメイクをやらないか?と声がかかったのですが、正社員の仕事を減らすこともできないけど、チャンスかも!と引き受ける。最初はウエディングは月2件ほどのオファー。ギャラも安かったのですが、1年ほど続けたところで、取引先が増えたり、ギャラは当初の倍にもなりました。数時間で仕事も終わることから、休みの日は全て仕事を入れて収入を増やし、日本のテレビ番組の現地スタッフや服飾系書籍のモデルさんを担当できるまでになり、書籍に名前を載せていただけるようにもなったのですが。。。


なんか違う・・・出口が見えない。                  確かに収入面では困らない。在宅でやっていたアルバイトもやめることができた。

だけどこのままでは娘との時間さえ取れないし、結局子供を1人で家に留守番させることは法律で禁止されているので、ベビーシッターなどの経費を考えると意外に儲かってない。

シングルマザーの辛さは、自分が倒れたら終わり。娘が1人で人生を歩んでいくまでは何がなんでもと思う。だからと言って、自分自身の人生は?と考えるとやっぱり楽しく生きたい。

正社員の仕事+ヘアメイクの仕事。どちらもお金のためにやっている。

どうしてもやりたい仕事でもない。夢を叶えるために少しでも自由な時間を手に入れないといけないことがまずの目標。近づくどころか、なんか遠くなってるやん!

結局私は、当時の日系企業の仕事とヘアメイクの仕事の総収入を上回る収入の仕事を探し始めた。

そして、アメリカ企業の営業職に採用してもらうことになり転職。英語も自信があるわけではないがやるしかない。しかも実質勤務時間は6時間。この間に成績を残せば、私はノルマを越えるための残業する必要もないし、基本給プラス成果報酬だからやりがいもある。

ヘアメイクも予約分をこなし、その後、仕事を受けれないことを関係各所に伝え、引退。

全てがうまく波に乗れたわけではなく紆余曲折しながらは当然あったのですが、やるしかなかった。

私はポンコツですから、毎回、間違った選択をやってしまう癖があると思います。賢い人ならそっち方向じゃないんじゃない?とわかることでも単純に考えて突き進む。そしてあれ?と思う。

しかしながら、あれ?っと思ったの時の                方向転換のスピードが重要なんやと思います。

例えば車を運転していて、道を間違えて、おかしいなーと思ってそれでも進みさらに迷っていくタイプと、あれ?と思って地図を見直して素早く方向修正するタイプの人がいると思います。

どちらも目的地はわかっていると思うんです。ただ前者は、正しい道に繋がる抜け道があるかもしれない、あるいは戻る時間が勿体無いと思って進んでいき、後者は同じ目的地につくにも時間を無駄にしたくないと思うタイプやと思います。結論、迷いに迷って遠回りになるのなら、最初に戻る方が早かったりすると思うんです。

私は若い時は前者。離婚後に後者の考えに変わりました。

シングルマザー(シングルファーザー)は忙しいです。これはアメリカも日本も同じやと思います。

1人で仕事、家事、育児をこなさないといけない。それらにはめちゃくちゃ面倒な細かい作業がいっぱいあります。通常2人ですることを1人でやるのは至難の業。

しかも、離婚したことへの子供に対する罪悪感。

そのうちバッドスパイラルに陥る自分。病みそうになります。

だからこそ、スピードを持っての方向転換は常に必要と私は自分の経験からそう思います。

この方向転換が間違ってたらどうしようと、プレッシャーに駆られる時もあります。

今の自分が自分に持っていないものを手に入れるにはどこかでこのプレッシャーとは戦わないといけないのかなと思います。

もちろんポンコツな私ですから、今もプレッシャーとの戦いはあります。 私もまだまだです。

色々あります。本当に色々あります。

だけど、目的地がわかっているのであれば、方向転換のスピードを頭に入れておくと少しずつ変化が現れると思います。


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