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悔しさはやり抜く力の導火線

皆さんは悔しいという感情をどのように捉えていますか?
私は悔しいという感情はやり抜くために必要なツールだと考えています。
ここで、私の経験の中でも悔しさに溢れていた時期の話をしましょう。

私は以前、他部署への異動願いを出していました。それにもかかわらず、却下され続け、しまいには私よりも実績のない社員が、その希望の部署に異動する場面を何度も見てきました。

その時、私の中に悔しさの感情が芽生え、瞳孔が開き、感情が高ぶったのを覚えています。そこで文句を言ったり、ネガティブな言葉を発知ったりするのはダサいなと思っていたので、悔しさをグッと噛み殺していました。

それでも、その溢れる感情を押さえきれませんので、未来に目を向けることにしました。つまり、次に何をすればキャリアをかなえることができるかを考えたのです。

やることを洗い出し、行動しました。目指す道中で挫けそうになってもその悔しさを思い出す度、心の底から力が沸いてきました。その結果、私は見事、希望の部署への配属を掴み取ることができたのです。

悔しさというと、ネガティブな印象を抱く方も少なくありません。
しかし、「今に見てろよ」という悔しい思いには底知れぬパワーを秘めています。そのパワーを自身の目標や、やりたいことに向けることができれば、やり抜くことを劇的に加速させるのです。

YouTube講演家の鴨頭嘉人さんも「悔しさはマイナスではなく、より大きな未来を掴めるプラスの感情である」とコメントされていますし、この悔しさを利用しない手はないと言っていいでしょう。

そこで、悔しさの感情をストックしておくことをお勧めします。様々な場面の悔しかったことをなるべく覚えておくようにするのです。

叶えられなかった願いは短冊メモに

私は、具体的な方法として、叶えられない願いを短冊にメモしていました。
とにかく自分がイメージできるように言語化することが大事ですので、書くものは大きめの付箋でもポケットサイズのメモでもかまいません。付箋に書く場合は、普段目にする手帳などに貼っておくといいでしょう。

この短冊メモは心が折れそうになった時、やり抜けないかもと不安な時に効力を発揮します。

闘志が沸かない時はその短冊メモを有効に活用して、その時の悔しい気持ちを思い出し、やらなければならないことに集中することができます。

もしも短冊メモのエピソードを振り返った時、悔しさを感じなかった場合は、そのエピソードはもう力を発揮しないので、別のエピソードを用意するといいでしょう。

私はやり抜くために、悔しい思いを引っ張り出し、常に3つ以上はストックするようにしています。

生きている以上、悔しい思いをするのはやむを得ないことです。この悔しさもやり抜くための原動力となると考えましょう。

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