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りんたろー コロナ禍で飲食店を買う#003

物件探しの移動を電動キックボードで行なっていたら、どうしても欲しくなり、妻に「電動キックボードを買おう」と提案したところ「そんなものよりも娘の自転車を買いなさい」と言われ、もっともだなと、素直に納得した林太郎41歳です。

#冷静な意見

#電動の乗り物は男のロマン

店舗物件を探していたのですが毎月の家賃が高いので、それだったら全国的にも東京でも問題になっている空き家をリノベーションして有効活用した方がいいのではと思いました。

そこで、店舗を構えたい、渋谷区と新宿区の空き家対策をおこなっている部署にお伺いして、空き家の現状を聞いてきました。

まず行ったのが、渋谷区役所にある住宅政策課です。

渋谷区では空き家を貸したい人と借りたい人のマッチングサービスを2020年度から始めました。しかし、渋谷区が中心としてやっているのではなく、民間のNPO法人を通して行なっているということでした。

そこで言われたのは、「渋谷区での空き家物件はあまり出てきてないみたいですよ。詳しいことはNPO法人にお問合せください」とのことでした。

やはり、渋谷区という都心だと、難しいのかなと思いつつ、電話だとたらい回しにされ何も情報をえられないことが多いですが、実際にお話をすると、思いもよらぬことが聞けその都度、色々と考える機会をいただけるんだなと、リアルでお会いする大切さを改めて学ばさせていただきました。

紹介されたのは、新宿区の都庁の裏側にあるNPO法人空家・空地管理センター https://www.akiya-akichi.or.jp/ でした。空き家の現場の話を聞きたいと思い、実際に行ってみることにしました。

すると、突然の訪問にもかかわらず、担当者の方がお話をしてくれました。

#ありがとうございました

こちらのNPO法人では2020年から渋谷区で、今年から東京都全域で、空き家の所有者と借りたい人のマッチングサービスを行なっています。

しかし、空き家が見つかっても建物が傾いていたり、利用したい人の条件が合わない、所有者が認知症になって契約ができなかったり、ということで、現状はあまりうまくいっていないようでした。

渋谷区のマッチングは2年間で2件。東京都のマッチングは半年で0件だということです。

おそらく、このサービスの認知度も低いと思うのでもっと、多くの方がこのサービスを知ってもらえれば空き家が有効活用されるんだろうなと思いました。

一応、物件探しをしているので東京都と渋谷区のマッチングサービスに登録をしたいと思いました。重要なのは、公的サービスなので、「福祉施設」「コミュニティ活動施設」「子育て支援施設」「防災に係る施設」など地域のために行うという名目で登録することが必要とのことです。

地域のコミュニティを目的とした飲食店を行いたいと思うので、これに当てはまるなと思っています。

渋谷区の方は

①申請書の他に②団体の規約・会則の写し③登記事項証明書④事業企画書・収支予算書⑤団体概要の資料

というように申請書を提出するだけで結構、高いハードルがあったので、東京都のマッチング事業に登録をしておこうと思いました。

https://www.akiya-akichi.or.jp/tokyo_model2021_matching/

#東京都のサイトに登録していれば渋谷区の情報も入ってくるらしい

渋谷区や新宿区の空き家バンクはないのか?ということも聞いたのですが、東京23区では、空き家バンクはやっていなくて、国分寺市など東京都下ではいくつかやっているようです。

https://www.juutakuseisaku.metro.tokyo.lg.jp/akiya/bank.html

#うまく行っているのかは不明

#あっ練馬もやってる

そんなこんなで、東京都の空き家対策がうまく行っていないようなので、民間の施設はどうなんだろうとと思い、教えていただいたのが株式会社ジェクトワンでした。 https://jectone.jp/

渋谷の道玄坂を登ったところに会社がありましたので、実際に行ってみました。

ここでも、突然の訪問にも関わらず担当者の方がお話をしてくれました。

#本当に感謝しかありません

#ジェクトワンさん大好きです

さすが民間会社ということもあり、空き家をとても有効に使っている様子でした。

#民間は生活がかかっているので強い

この会社は

①空き家の所有者にコンタクトをとって、とても安い賃料で長期契約(5〜7年)で空き家を借りる

②空き家を店舗や倉庫、賃貸住宅にリフォームして借りたい人に貸す

という、至ってシンプルなことをやっています。

これにより、

空き家所有者は、空き家の維持費・火災保険などの費用の負担がなくなり、少しですが賃貸料がもらえ、とてもきれいになった空き家を返してもらえるというメリットがあります。

借りる人は、相場よりもかなり安い金額できれいな物件を借りることができます。

会社はかなり安い賃料で所有者から借りてますので、借りた人の家賃で成り立ちます。

三方よしだなって思いました。

これを応用して、今、探している物件、ワンフロアで20坪(66平方メートル)の物件を探していけないかなって今思っています。

渋谷区・新宿区で、一般の住宅がワンフロアで20坪もある物件(いわゆるコンビニと同じくらいの広さ)は現実的ではないので、アパートを1棟借りて、1階部分を店舗にリノベーション、2階部分をアパートとして貸し出すっていう展開がベストなんじゃないかなって思っています。

#お金はいくらかかるか知りませんがなんとかなる

ちなみに、新宿区の空き家対策をおこなっている 新宿区総務部危機管理課にも行きましたが、こちらは建物が傾いているなどの管理ができていない空き家の注意喚起や指導を行なっているだけの部署でマッチングサービスなどを行なっていないということです。

ということで、ジェクトワンさんには物件を探してもらいつつ、こちらでは大家さんが持て余してる古いアパートを探していけたらなと思っています。

以上で〜す

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