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8/6(日)朝刊スクラップ~鬼畜な高齢化社会~

【要約】 

 70歳以上でも働ける企業の比率は2022年に4割となり、この10年で2倍となった。定年が65歳以上の企業も12%増で25%に。
 業種別では人手不足が深刻な建設や介護が15%に達し、運輸は10%を超えている。運輸はタクシーやバスに限ると30%が65歳以上。
 シニアが日本の労働力の要になりつつある現在、労災が急増している。60歳以上の労災発生数は5年で26%増。増加率は全体平均の3倍にものぼる。また、賃金にも課題があり、ここ10年で65~69歳の平均賃金は6%増だが、70歳以上は9%減。70歳を超えると現役世代が敬遠する肉体労働中心の低賃金業種に偏り、安い給料で働かざるを得ないケースがあるようだ。

(職場存続、切り札はシニア 「70歳雇う」企業4割.日本経済新聞.2023-08-05)

【補足・感想】

 本文から引用「シニアの雇用が増えるなかでも70歳を超えると求人が現役世代の敬遠する肉体労働中心の低賃金業種に偏り~」…いやいや高齢者が肉体労働をせざるを得ないってなかなか鬼畜ぞ。人手不足が顕著な介護業界や建設業界では全体の15%が高齢者…。そりゃ労災も増えますって。高齢者が働くことに対しては別に何も思わないけど、人手不足の業界で低賃金で働かされるのは違うよなぁ…。

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