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7/6(木)朝刊スクラップ~ごみの分別が不要に?~

【要約】

 荏原は、プラスチックなどが混ざった混合ごみからプラ原料を取り出す技術を2030年に実用化する。
 現状はプラが混ざっているごみは焼却処理されることが多く、資源としてリサイクルしたい場合は分別が必要。今回の新技術では、400~950度の温度帯で処理し、ごみ成分を分子レベルにまで分解してガス化させ、幅広い樹脂の原料になる物質(エチレン、プロピレン)を取り出せる。
 ごみを分別せずに炉に投入できるため、曜日別の回収といった手間が減り、自治体の運営コストが安くなることがメリット。海外では海洋プラごみを減らすためにリサイクルの取り込みを本格化させ始めており、新技術が海外での商機を取り込める可能性がある。

(ごみ分別せずプラ再生 荏原が新技術、回収・処理効率化.日本経済新聞.2027-07-05)

【補足・感想】

 ごみの分別って何かとめんどくさいので、自治体のコストが削減されるだけでなく、ごみを出す側からしてもありがたい新技術。記事にも書いてあるが、開発の進捗次第では海外でも活躍できるシステムかも。

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