現実は結果にすぎない

現実とは
漢字のとおり
実（心）の現れ
である
ということは
現実は実（じつ）ではないので虚（きょ）となる

技の質と段階によって
心の状態を現実（体）に現す道筋が異なる

高度になると
心が即
現実（体）となることに近づいていく

合気道では
媒体（剛・柔・流　ｏｒ　触・視・聴）の順に変わっていく

現実では、さまざまなことが起こっているが
それらは全て結果であり
すでに過去である

よって
結果を悔やむより
どのような原因（心と技）で
その結果（体）が起こったかを
検証・理解することに思考を使った方がよい
そのために現実がある

思い込みにならないように
相手との関わりから「△◯▢」を読み取り
状態を確認する

できることは、原因（心・技）を修正していくことのみ。

結果は
こちらが
決めることではないし
決められることではない

結果がうまくいかない時は
余計な「△」を作っている
言い換えると
隙のある状態である

その余計な「△」をいかに少なくしていくかが重要

よって
修正は省く作業のみであり足すことはない

反するものを省く（省みる）ことが
「反省」

頑張る必要はない
頑張るとは余計な△

よって
それは「禊」となる