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武村賢親がクラウドファンディングを始めたそうです。

 映画「春よ、はやく。」は、人生の岐路をまえに戸惑い、煩悶とするふたりの大学生に焦点を当てた「夢」と「恋」とがせめぎあう50分の長編作品です。

 「あのとき、じつは支えられていたんだな……」

 風というものは不思議なもので、向かい風のときはこの上なく鬱陶しいものですが、追い風になった途端だれもがその存在を忘れてしまいます。
 今作品はそんな風にも似た青春の一刻を、制作・創作団体「cloudcluster」の制作陣と文化学園大学がバックアップして実現した映画作品です。

 すでに作品は完成していて、まるで文学小説のようなすばらしい内容となっております。
 現在は封切りの機会をいまや遅しと待っている状態です。当作品の公開が素敵なものとなるよう、みなさまと一緒に目指していきたいと思います。
 どうぞ応援のほど、よろしくお願いします!

のぞきこむニョロ

・プロジェクトを立ち上げた理由。 じつはこの映画「春よ、はやく。」は、文化学園大学に在籍する小林憲司くんの卒業制作でした。
 しかし、昨年から続く新型コロナウィルスの影響を多分に受け、本来なら一般の方々に公開されるはずだった卒業展示会が中止に……。

 発表の場を失ってしまいました。

 文化学園大学史上初となる長編映画を制作し、講堂をお借りしての上映会で、たくさんの後進へ向けて「素人でも、努力さえ怠らなければここまで創れるんだよ」というメッセージを発信するハズだった手前、無念極まりない思いでいっぱいだったそうです。

 しかし彼は、「今回は残念だったな……」では終わりませんでした。
 熱量をそのままに、発表の場を、閉ざされた大学内のウェブページから公の映画館に移して、なおも「努力さえ怠らなければ」を体現しようとしています。
 その熱意に、私は心打たれました。
 「春よ、はやく。」に登場する夢追い人の姿をそのままに、諦めず行動する小林くんをすこしでも応援できればと思い、本プロジェクトを立ち上げた次第です。

 小林くんが報われるだけでなく、あとに続く後輩たちにとってもひとつの希望を示せるような、そんな上映会になるよう、みなさまと一緒につくり上げていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします!

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