【通勤電車の詩@出張版】靴を汚した犯人を探せ!
革靴の先端の方に何かで擦ってような汚れが付いている時がある。
磨いと取るのだが、いつの間にかまた付いている。
革靴を汚す犯人を推理してみた。
革靴は3足持っていて、代わる代わる履くのだが、3足ともその汚れが付く。
だから革靴に問題はない。
会社に行く時以外に革靴を履かないから、犯人は必ず通勤途中に現れる。
会社にいる時はスニーカーに履き替える。
と言うことは、犯人は会社の中にはいない。
そうなると通勤途中?
電車の中、駅のホーム、駅から会社までの道の途中、それくらいかな?
電車の中で立っている、または座っている時に、足を踏まれることがあっても、それは極々稀なこと。
駅から会社までは徒歩5分。
その間に汚された記憶が全くない。
そうなると犯人は駅にいることになる。
駅の中を思い巡らせてみると、ホームや改札に思い当たる節はない。
怪しいのは階段?
いや、階段も上り下りしていて革靴に何かが接触した記憶がない。
んっ、接触!
革靴と何かが接触しそうな場所、それも推理の中から漏れている場所・・・。
エスカレーターだ!
エスカレーターは階段と違って一段の高さが高い。
それに鋼製のステップの先が尖っている。
だからエスカレーターを歩いて上る時、後ろ足の靴の先が知らず知らずにステップの先端に擦れていたんだ。
これからはエスカレーターを歩かないようにしよう。
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