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エッセイ

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おやすみ前のひとときに。あなたの心にそっと寄り添います。 郷愁、思い出、心にしみるエッセイをあなたに。
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#エッセイ

【ショートエッセイ】筋トレの代償

筋トレは筋肉を大きくするために行うもの。 当然ながら、やればやるほど筋肉が大きくなる。 …

夢が叶わなかった時に読むエッセイ

夢を叶えるためにひたすら努力をしてきた。 それなのに叶えられないなんて、悔しくてやりきれ…

【ショートエッセイ】おじいさんは小鳥の姿になって・・・

我が家は山の中にある。 だから野鳥も多い。 ウグイス、メジロ、ホトトギス、ヒヨドリ、モズ…

論文と小説の執筆は違うようで共通している

仕事柄、学術論文を書くことがある。 論文を作成するに当たって、文字を書くより、データ整理…

【ショートエッセイ】雨の朝の憂鬱

雨の日の朝はなんとなく気が重い。 外は薄暗いし、ジメジメしていて目覚めた段階で気分がスッ…

【ショートエッセイ】すでに自分らしく生きている

"自分らしく生きればいい"って言葉をよく耳にする。 "自分らしく"って何だろう。 会社の上司…

会社に評価されないと思ったときに読むエッセイ

平たく言うと、会社の人事も好き嫌いの世界だ。 だから気にしなくていい、って言われても昇格昇給をしてほしいのは、サラリーマンの本音だろう。 本来、公平でなければいけない人事に、なぜ好き嫌いが反映されるのだろうか。 所詮は人がやっていることだから。 ほとんどの人が何かを判断する時は、基本的に好き嫌いに基づいている。 好き嫌いというか、利己的というか、どちらも当てはまる。 自分の財を投げ打って、恵まれない人を助けようとする人はほとんどいない。 自分で稼いだ財を、なぜ見も知

【ショートエッセイ】一夏のフレア〜儚く小さな生命の輝き〜

あの時、ぼくと息子たちは幻想的な世界に包まれていた・・・。 20年近く前のこと。 息子たち…

【ショートエッセイ】アンチvs諦めない気持ち

人が何か行動を起こすと、必ずアンチが現れる。 アンチは陰口がとてもうまい。 事情をよく知ら…

【ショートエッセイ】大きな窓から森と山が見える

ぼくの家のベランダの窓から山が見える。 森の向こうにある小高い山だ。 晴れている時はすご…

昔のことが懐かしくなった時に読むエッセイ

歳を重ねるごとに、人生の浮き沈みを経験した回数も増える。 思い出されるのは、苦しかったこ…

【ショートエッセイ】大切なみかんの木が突然枯れた

20年前に親父が庭に植えたみかんの木。 今ではぼくの身長をはるかに超えて、3メートル程の高さ…

【ショートエッセイ】ボディコンバットの魅力

エクササイズにボディコンバットというものがある。 軽快な音楽に合わせて、格闘技をエアで行…

【ショートエッセイ】信念のままに生きる〜ある孤独な老人の生き様〜

もう30年も前のことだ。 ぼくは大学生の頃、ビルの床清掃のアルバイトをしていた。 主な作業は床のタイルを磨くことだっが、ビルによってはトイレ掃除がセットになっている時があった。 ぼくに限らず、アルバイターたちにはこのトイレ掃除がたまらなく嫌だった。 ある日、若菜さんという年配の男性がアルバイト先の会社にやってきた。 よくわからなかったが、たぶん日雇いだったのだろう。 歳は70歳くらいだったろうか。 若菜さんは社交的でぼくらとすぐに打ち解けた。 話も面白く仕事は真面目。