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専業主婦が向いていないことに気づいた話

またもや緊急事態宣言が発令されようとしているこの数日、私は気づいたことがある。

それは「自分は専業主婦には、向いていない」ということ。

新卒で就職してから10数年間ずっとガツガツ働いてきた。

結婚してからはもちろん、妊娠してからも出産直前まで働いた。産休に入ってからはフリーランスとしても働き続けた。産後はすぐに保育園に預け、また管理職として復職した。

こんな風に働いてきたから、いつからか私の口癖は独身時代は「結婚したら専業主婦になる!」だったし、結婚後は「子どもが7歳になったら専業主婦になる!」だった。ちなみに7歳になったら専業主婦になるの7歳の理由は自分の幼少期の記憶によるもの。

私が小学校に入ったタイミングで母親は週に数回、パートを始めたのだけれど、学校から帰った時に家に母がいないことが幼いながらに嫌だった。鍵を持っていたけれど、家には入らないで、マンションのエントランスに座って母の帰りを待っていた。きっと娘も同じ気持ちだろうと思って、産後から「7歳になったら専業主婦。今だけ働く」と言い続けていた私だけれども・・・

この度、その言葉を撤回しようと思います。

実はコロナ影響で、年末年始は初めてガッツリ家族と過ごしておりました。でも毎年、年末年始くらいしか夫と休みが合わないので、毎回旅行に行っていたんです。旅行は基本的に我が家は夫(若干ケチ)が企画するので、ここぞとばかりに予定が組まれているのですわ。むしろ普段よりも忙しいようなレベルでね・・・

しかし、今年はコロナ影響でずっと自宅にいることになり・・・

そして、結果、気づいてしまったのです・・・

私には「ゆっくり過ごす」という方法がわからんのです・・・22歳から隙間時間を見つけたら、そこだけは自分のために使うような生活をしていて、隙間時間だらけになった時にはどうして良いのかわからんのです。新しい仕事(家事ではない仕事)を探そうとしてしまうんですよ。

きっと良き専業ママさんだったら、久しぶりの隙間時間を子どものためにめいいっぱい使ってあげられるのでしょう?一緒にお菓子作りとか?自転車の練習とか?

私は本当にそれができなくて。違うことを考えている自分がいるんです。

あ、例えば一緒にお料理しようとか、絵本を読もうとか、一緒にお片付けしようとかその行動自体に目的があることはできるんですよ。ただ、公園で一緒に遊ぶとか、おままごとを永遠と付き合ってあげるということが本当にできない・・・

私が母親になるのが遅過ぎたからなのか、それとも私の元々の資質なのかはわからないけれど、意外と専業主婦的な行動ができない自分に気付いてしまったのです。

専業主婦って仕事を辞めた妻であれば、誰でもなれるんだって思っていたけれど、そうではなかった。「専業主婦」っていう職種なんだなと思う。職業には向き不向きがあるわけで、私は専業主婦という職業は合わない。。。というか能力的にできない。。。

こんなケースもあるんですね。

今や共働きが主流になってきている世の中ですけど、きっと共働きが合わないママっていうのも一定数存在するんだろうな。

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