見出し画像

ご報告

Bonjour!りのです。

大変御無沙汰しております。

そして、お陰様で、就職が決まりました〜!!

3年契約のCDDで、給料はSMIC(最低賃金)の1.5倍に至りませんが、、
どうか学生から社会人へのステータス変更ができますように。と祈りながら、10月4日(月)よりお勤めしております。

勤め先の話や、引っ越しの話などは別の回でお話したいと思います。

こちらでは、前回の投稿以降のお話を少し。

まず、6月頃に、就活のストラテジーを変更しようと色々悩んだ(2月以来、再度帰国を選択肢の一つに入れました)結果、「夏の間はアルバイトをして滞在費を得ながら就活をもう少し続けよう」ということで、レンヌという地理的条件だけを絞って、業種に構わず至るところに応募しました。

ある木曜日にレストランで一件電話をいただいたので、次の週にレンヌに行く計画を立てましたが、次の日に「直接店に来た子をその場で雇ったので、もういいです」という悲しいお知らせが来たり、、笑

*フランスは直接店に履歴書を持って行って、その場でとってもらう、もしくは面接の日程を決めるといったことが良くあるようです。特にレストランのアルバイトでは。

そんな中、とりあえずで応募した3か月間フルタイムのお仕事が決まりました。
流れがとても早く(これもフランスで良くあることです)、

1. 午前中に書類を送り
2. 14時頃に電話を受けて(日本語の授業中でしたので、かけ直すように伝え)
3. 17時頃にかけ直した電話で面接をそのまま受け
4. 翌日(金曜日)に再度、技術面担当者を加えて面接
5. 翌週の月曜日、採用の連絡をもらって書類提出
6. 火曜日、午前中に泊めてもらっていた農場からRennesへ引っ越し、午後に就職前の医者との面談(健康・精神状態に心配はないか、などをただ話すだけのもの。笑)
7. 水曜日、仕事開始。

という形でした。

主な仕事の内容は、農家さんが申請した農地面積・作物の種類などを衛星写真で確認し、必要があれば修正を加える、というものです。

ヨーロッパ連合のCAP(農業共通政策)では、毎年農家さんへの補助金が一定予算充てられており、この補助金(種類がいくつかあります)を受けるには、専用のサイトの個人ページからその年の作物がどこに植えられているのか、垣根やため池が農地のどこに位置しているのか、などを報告する必要があります。

私の働いていたASP Rennes (Agence de services et de paiement : サービス・支払いエージェント)は、その年の申請書類の5%を取り出して、審査し、修正箇所があれば農家さんと確認、審査が通れば農家さんへの補助金の支払いを行うという機能を持った公共機関です。

作物によっては、特有の補助金が+αであったりするので、基準などの知識が必要ですが、初めの数日はしっかり指導もあり、仕事が本格化してからも、5人ほどのグループ内で相談し合いながら進めました。

来年はAIに切り替えられるかテストをして、上手くいけば再来年には完全にAI化したいとのことですが、果たして上手くいくでしょうか?

上司の方々もとても気さくで、一緒に意見を出し合いながら仕事ができました。ASP Rennesでの経験のお陰で、就活で失いかけていた自尊心も取り戻すことができました。笑

もし来年の夏、フランスでアルバイトを探したいという方で、CAPの条件などについての一般的な知識がありましたら、ASP大変オススメします!


それでは、また今のお仕事が決まった経緯などについては次回に〜!:)

A bientôt! Rino

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?