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【英語学習】トピックセンテンスの書き方 その2

はじめに

トピックセンテンスの書き方その1では、助動詞を使ったトピックセンテンスの書き方を説明しました。今回は、もうひとつのトピックセンテンスの書き方を紹介します。

パラグラフの書き始めが、トピックセンテンスになります。ですが、1文目に思い悩む人が多いと思います。いくつかの書き方をこれから紹介しますので、少しでも書き始めが楽になればと思います。


トピックセンテンスとは

トピックセンテンスは、そのパラグラフで1番大切な文です。原則、そのパラグラフの1文目になります。役割は、そのパラグラフで言いたいことを打ち出します。また、書き方としては、1文で抽象的に書くことがポイントです。

トピックセンテンスの書き方

トピックセンテンスには、自分が言いたいことを打ち出さないといけません。言い換えるならば、自分の「主観」や「思い」が必要となります。これを含める書き方を学習していきましょう。

形容詞を使う

自分の「主観」や「思い」を表現する方法の1つは、形容詞を使うことです。以下の2文を比較してみましょう。

Beavers are animals. 「ビーバーは動物である。」
Beavers are interesting animals. 「ビーバーは興味深い動物である。」

上の文は、「ビーバーは動物である」という「事実」を述べているに過ぎません。これは、「主観」や「思い」にはならず、読み手には「そうなんだ」という感想しか生まれません。

下の文は、形容詞interestingを使うことで「ビーバーは興味深い動物である」という「主観」や「思い」を述べることが出来ています。このように書くことで、読み手には「どうして興味深いの?」や「どういった点が興味深いの?」という疑問が生まれていきます。よって、トピックセンテンスにピッタリと言えます。

別の例で確認してみましょう。以下の2文を比較してみましょう。

Breakfast is a meal.「朝食は食事である。」
Breakfast is an important meal. 「朝食は重要な食事である。」

上の文は、「朝食は食事である」という「事実」を述べているに過ぎません。これは、「主観」や「思い」にはならず、読み手には「そうなんだ」という感想しか生まれません。

下の文は、形容詞importantを使うことで「朝食は重要な食事である」という「主観」や「思い」を述べることが出来ています。このように書くことで、読み手には「どうして重要なの?」や「昼食と夕食とは違うの?」という疑問が生まれていきます。よって、トピックセンテンスにピッタリと言えます。

※ここでの形容詞は、いわゆる相対的な内容を表す形容詞です。つまり、人によって見方が異なるものを指します。例えば、importantという形容詞は、人によって重要度の度合いが異なります。色々な形容詞がある中で、こういった形容詞をここでは、形容詞と分かりやすく呼びます。

トピックセンテンスの書き方(練習編)

以下の文に形容詞を足して、トピックセンテンスとして使えるようにしましょう。

Computers are tools for learning. 
Whales are creatures of the sea.

解答例
Computers are essential tools for learning.
「コンピュータは学習にとってなくてはならないツールだ。」
Whales are unusual creatures of the sea.
「鯨は特異な海の動物である。」

※形容詞の使い方と意味があっていれば、解答例以外の形容詞でも構いません。

トピックセンテンスの書き方(実践編)

ここでは、形容詞を使ったトピックセンテンスの書き方を実際の問題を通して確認してみましょう。

英検2級
Today, many people buy things with credit cards instead of cash. Do you think this is a good idea?

「今日、たくさんの人々がお金ではなく、クレジットカードで物を買います。あなたはこれがいいアイディアだと思いますか?」

みなさんならどのようにパラグラフの1文目を書き始めますか?下に進む前にちょっと考えてみましょう。

トピックセンテンスの例
It is a good idea to buy things with credit cards instead of cash.
「物を現金ではなくてクレジットカードで買うことは良い考えです。」

ここでは形容詞goodを使って、トピックセンテンスを書きました。「良い考えだ」と書くことで、「主観」や「思い」を述べることが出来ています。このように書くことで、読み手には「なぜそう思うの?」や「どの点が良いの?」という疑問が生まれていきます。よって、トピックセンテンスにピッタリと言えます。

まとめ

  • トピックセンテンスは、言いたいこと(主観や思い)を述べる大切な文

  • 「主観」や「思い」を表現するためには、形容詞を使ってみよう

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