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「輝いて見えるあの人」とわたし

「あー、あの人みたいになれたらな。」

わたしはよく自分とは違う他人を羨ましく思います。
職業が羨ましい。
美人で羨ましい。
経済力があって羨ましい。
生活スタイルが羨ましい。
など、それはそれは数えきれないほど…
皆さんも思いますよね💭

その大半はSNSで周りのライフスタイルを簡単にみることができるようになったからだと自覚しています。

SNSが子供から大人まで幅広く知れ渡ってきた時代だからこそ、身近な人以外で自分を知ってもらおうとした時、一番手っ取り早く手につけやすいものがSNSだと思います。わたし自身もダンスのレッスン動画をSNSに投稿して、それを観て体験レッスンに来てくれた時や、SNSを通して知り合いが増えた時などはその影響力に本当に驚かされます。

一般人が有名人になったり、SNSだけでお金を稼いだり、フリーランスで自由に生活している人もよく見ますし、昔よりも「輝いて見えるあの人になれる!」と身近に思える時代になったなぁ〜と思いますね。
現に使い方や活用次第では生活していく上で欠かせないものになります。それと同時に自分と比較して落ち込んだり、羨ましく思う訳ですよ!いいなーって!

新しいことをしている人や、自分が持っている個性で仕事をしている人はカッコいいです。
きっと誰もが一度は羨ましいと思ったことがあるんじゃないでしょうか?

でもある時からそんな憧れの人たちを一歩引いて見るようになりました。それは父からこんな言葉を言われてからです。

「最近輝いてないね、お前らしさが無くなった。
誰を目指して何になろうとしてるの?」と。

「わたしらしさが無くなった?何を目指してる…?」 その時わたしは

『一般的に輝いて見える人=凄い人』

と勘違いしていたことに気づいたんです。
流行りの服を着てみたり、みんなが可愛いと言っているあの子と同じ化粧品を使ってみたり、みんながフォローしているダンサーさんをなんとなくフォローしてみたり…。

わたしは自分の目線から自分の人生基準を決めずに、
他人目線のフィルター越しに自分の人生を見ていた訳です。ハッとしました。本当に。


わたしらしさってなんだろう。


とっても難しいですよね、自分らしさって。

憧れの誰かの真似をしてみる。
あの人のいいと思う部分を取り入れる。
そういうことはとても良いことだと思います!

それが他人に流されずに、自分自身の目線から見て本当にいいものだと思う部分であるのなら。

人は誰しも同じ人はいないし、自分が思う「輝いて見える人」は自分にハマらなかったりしますよね。
真似をしたりいいところを取り入れても、なんか違って見えたり…。。(わたし自身も何度か失敗しました。そんなことにすら気づいていない時もあって、今では本当に赤裸々です…💦)

でもその違いも自分らしさの一つだったりする…

憧れの人になれなくても、自分が今日も見ているこの世界は自分にしか見えないもので、自分にしか感じれないことがその分だけ沢山ある。それって本当に素晴らしい!と最近心から思えるようになりました😌

わたしは今日も、自分らしく生きるための自分らしさを勉強中です。


#エッセイ #日記 #自分らしさ #note







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