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【詩/詞】Blue Day's Rainbow

透き通った心に空を映す
何もかも忘れて
彩りが騒がしいほどに
真っ白を求めていた

うなずいてはただ黙ってる
微笑みは何かを隠した
日が落ちるその頃に
やっとこぼれおちた

涙は虹の色
吹きかけるように
情景のない詞を終える
ああ素直になれたのなら
この青を映せただろう

またしても通り過ぎて
もう一度知らんぷり
いつからか足りていない
言葉には頼れない
だから涙を流したい

器用なフリを
ずっとしてきたけど
もうそろそろ絡まって
でも「さよなら」って
文字をつぶやいて
歩いていたんだ

言葉にはさ
頼れないけど
涙にも頼れはしない
そしてやっと
やっとたどり着いた

心は七の色
追いかけるように
後悔のある道を終える
不器用になれたのなら
この空を避けただろう

今度こそ通り過ぎて
また一度知らんぷり
いつからか見えていない
心こそ信じたい
だから虹を求めたい





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