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コーチングの効果を最大限にするのに実は大事なこと

今回は前回のスクール選びからスクールを決め、いよいよ始まったコーチングスクールを受講しながら気づいたことをお伝えしたいなと思います。
もちろんコーチとしてはまだ見習いですが、コーチングを受ける側での気づきがありましたので、コーチングを受けていらっしゃる方、受けるかどうか迷っている方やちょっと懐疑的な方、全然イメージのない方に読んでいただけたらと思います。

前回の記事はこちら


コーチングスクールがいよいよ始まった

楽しみにしていていたコーチングスクールが始まりました。初日は当然ながらコーチングの基礎の基礎なのですが、いきなりコーチングスキルの話ではありませんでした。
むしろ最初は「コーチとしての在り方」についての内容が大半を占めました。
確かにいろんなコーチングスクールの説明会を聞いても「在り方」に力を入れているというところは非常に多かったです。
そうなんです。
コーチングのコーチはそもそも話を聴く前に「話しても良いかな」と思ってもらえないことには始まらないので「話しやすい環境づくり」というのが非常に大事になります。

コーチングでスキルより大事なこと

もう一つ大事な点。それはコーチの精神で大事なこと。
それは「答えはクライアントの中にあると信じること」です。
コンサルティングやティーチング(講義)ではないコーチングはあくまでクライアントの主体性を尊重します。
だからコーチがクライアントに答えを与えるようなことは基本的にしません。(注:流派にもよります)
私はこのコーチングの精神が好きで、この考え方を広めたいと思って今回学び始めたのですが、クライアントとしてコーチングを受けていた時にはこれをわかっているようでわかっていなかったなということに気づきました。

実はわかっていなかったことがわかった

私はクライアントとしてもコーチングを受けていたのですが、今回、スクールの講座を受講しながら当時のコーチの質問が思い出される瞬間が多くありました。
今思うと私のかつてのコーチは基本にとても忠実にコーチングされてたなと思います。
もちろん先ほどの「答えはクライアントの中にあると信じる」ということもちゃんと実践してくれていました。

ただ、当時の自分を振り返るとこの点を本当の意味でわかっていなかったなと思います。
どこかで「正解」を求めていたというかアドバイスを求めていたような気もしますし、どこに向かいたいのかというゴールも曖昧だったように思います。
それで結局何度もセッションいただいたにもかかわらず、なんとなくすっきりしないまま卒業したなという印象だったのですが、それは結局コーチングを受けるクライアントとしての「在り方」の問題もあったのだなと今更気づきました。

コーチングは効果が見えづらいという話はよく聞きますが、効果を出すには受ける側にもそれなりのコミットが求められるのだろうと思います。
「コーチが何とかしてくれるだろう」「コーチが正解をくれるはず」心のどこかにこういう考えがあるとそもそも受けるサービスとのアンマッチを起こすのです。
例えばコンサルティングだったり、ティーチングだったりするとアドバイスや答えをもらえる訳ですからクライアントはそういった姿勢でも良いでしょう。

とはいえ、現実にはコーチング・コンサルティング・ティーチング・カウンセリングといった類似サービスと明確に線を引けないケースも多々あると思うので難しいところではあります。
また、クライアントは料金を払っているので「サービスを受けて当然」とどこか無意識に思っている場合も多いと思います。
コーチングのコーチも決してクライアント任せというわけではなく、目の前のクライアントのことを最大限考えて支援しようとしますので、時には敢えてのアドバイス的な発言もあるかもしれません。

そういう意味では見方を変えると「売り方が難しいサービス」とも言えるのかもしれません。(本業マーケティング目線)
またコーチとクライアントの「共創関係」が必要という意味でコミュニティマネジメントとも通じるところがあるなと思います。(もう一つの本業コミュニティマネージャー目線)

コーチングの効果を最大限にするためには大事なこと

コーチングを受けていた時のあの時の私に今ならこう声をかけたいと思います。
「答えは人からもらうのではなく自分で見つける、という姿勢がないとコーチングを最大限に活用することは出来ないよ」
「でもその姿勢があればコーチは本当に頼もしい見方になってくれるよ」
コーチとクライアントの共創関係がないとコーチングは本来の効果を発揮しづらい、それがコーチになる勉強をはじめてはじめて分かったような気がします。
「親の心子知らず」と言いますがまさに今そんな感じです。
多分、コーチの方は大変だったのだろうと思います。笑
コーチングはコーチ側もクライアント側もどちらも両方コミットメントが必要なのかもしれません。
改めて当時のコーチに感謝しながら、これからもプロコーチになるべく学び、邁進していきたいなと思います。

最後に

私は世の中にウェルビーイングな価値観・世界観を共有することで未来に希望を持ってもらい、 資本主義社会の新しい形を提案していくと同時に、個人レベルでは「自分の人生のハンドルを自分で握る人」を増やしたいとも考えています。
そのためにコーチングスクールに通いながらプロコーチを目指すとともにキャリア支援事業の起業準備をしております。
これからもコーチングに関心がある方たちにとって有益な情報・お役立ち情報を発信して行きたいと思いますので、ぜひフォローいただけますと嬉しいです!


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