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わたしの軌跡をまとめています。
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#自分

わたしについて

【noteを始めた日】 2021年4月1日 【生まれ年】 午 【星座】 射手座 【生き甲斐】 音楽すること  子どもと触れ合うこと 【演奏楽器】 ピアノ  声 【勉強したこと】 良い音楽とは何か  イタリアの魅力  楽しく生きること 【趣味】 ストレッチ、散歩、ジョギング  同じラジオ番組を繰り返し聴く  手先を使う作り物 【好きな色】 オレンジ 【好きな本】 『コンビニ人間』(村田沙耶香)  『博士の愛した数式』(小川洋子

愛する道のり

愛することができないのは、愛されたと感じたことがないから。 愛されていないと感じるのは、愛を感じられないから。 愛を感じられないのは、信じられないから。 信じられないのは、自分を信じられないから。 自分を信じられないのは、自分がわからないから。 自分はよくわからない。自分は一つではないから。 でも、どんな自分も自分だとわかると、 自分のことを信じられるようになる。 自分を信じられると、他人を信じられるようになる。 他人を信じられるようになると、愛を感じられる

ありがとう、イタリアのみんな

1年弱過ごしたイタリアから帰国する数日前に書いていたことが、今の私の原点だと思っている。 * * * 明後日フィレンツェを発って日本に帰る。 一言で言えるのは、日本を出て、イタリアに来て良かったということ。 一生の中で、この一年は間違いなく例外的な一年になるのではないかなぁと思っている。 うん、なるだろうな。 イタリアの日常会話でよくcome vuoi、つまり、あなたのしたいようにって言われたし、言ってるのもよく聞いたけど、 私にとっては、より身近にある

私の心にいてくれるみんな、ありがとう。

私が1歳の頃、父は病気で度々入院していた。その父が通院生活からも解放されて、半年が経ったころ、弟が誕生した。私は2歳半になっていた。 母は3人目の子育てを楽しみにしていたようだ。 姉の時は育児ノイローゼになり、私の時は父の病気でバタバタ。 「3人目は楽しいよ」と周囲からも聞いていたようだ。 ところが、弟の誕生後、明らかに母の体は不調になった。 完全に腰が抜け落ちたような感覚だったらしい。歩くことも困難。 ひどい腰痛で産後も毎週病院通いとなる。 1か月後、病院の検

自分探しの幕開け

「音楽って結局はその人がどんな人かってことなのよ。」 「あなたが、あなたの声で歌うんだよ。」 と、先生はおっしゃった。 わたしが先生と出会ったのは二十歳になる年だった。 今から10年ほど前になる。 その言葉を理解して以来、わたしの大きな目標の一つに、 『自分の声で自分の音楽をする』 というものができた。 どんな瞬間も心にはそれしかなくて、 自分の声と自分の音楽を辿るうちに、 「本当の自分とは何なのか」 という大きな問題にぶち当たった。 それが大きな問題