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#考え方

自分で自分の答えを作り続ける

悩んでいる人を目の前にすると、 「自分で抱え込まないで」 「自分のせいにしないで」 なんて言う私だが、 自分のことを認めて、自分のことを整理していくと、自分の思考は誰のせいのものでもなく、ただ、自分のせいなのだ。 悩んでいるのだって、それを選択してるのは自分だ。 親がこうだから、こんなふうに育ったからと、人や環境のせいにしてても、何も変わらない。 「もともと私はこういう人間なんだから仕方ない」って、遺伝的素質の話を始める人もいるが、もともとの自分がわかるってどういうこ

28 時間 × 6 日の生活を想像する・・・

24 × 7 = 168 つまり、一週間は 168 時間でできている。 大学の時、ピアノの先生が、 「 ぼくは同じ 168 時間なら、28 時間 × 6日 で暮らしたい」 と言っていた。 先生曰く、1 日 24 時間だと短いし、 人間の体のサイクル的に、28 時間の方が良いらしい。 うーん。 確かに、一日の時間が多くなるというのは、 夢のような話。 それに、太陽と隔絶された空間で、 時計を全く見ずに生活していると、 25,26 時間サイクルで生活するよ

『自分の感受性くらい』

自分の感受性くらい 自分で守れ ばかものよ 私の好きな詩人、茨木のり子の『自分の感受性くらい』の 最後の一節。 ものすごく強い言葉だ。 ドカンと心に刺さる。 衝撃が走る。 何だろう。 「そうだよね」なんて 簡単な共感文句では済まされない重み。 茨木のり子の言葉は、 グサッと刺す鋭さがあるのだが、 そこに強制がない。 この詩を読んでいると、  自分の心の弱さにはっとする。 そして大切なことに気づかされる。 向かい合うべきは他人ではなく 自分な

生まれ変わるなら雑草か?

そもそもだけど、 人間の真髄なる部分を探し続けていたら、 世の中のほとんどが どうでもいいことに思えてくる。 そんな中に自分というものが人間として存在することを 時々後ろめたく思ったり、 摩訶不思議にさえ思えるんだけど、 この歳まで人間として生きてきてしまっているから、 人間であることは確か。 ただ、自分はとてもひねくれているから、 人間の作り出した街、文化、時代、言葉、、、 あらゆるものから逃亡したくなることがある。 もちろんそんなことはできやしない