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大学院生リケジョの日常。

大学院生の日常は、授業、研究、研究、研究...のような研究漬けの毎日。 

というイメージでしょう。もちろん、研究に日々を捧げる真面目な人たちもいる一方で、大学院生であることを楽しんでいる人(大学生感覚が抜けてない人。)が一定数います。そんな、後者の立場である大学院生リケジョのRinmariが日常を紹介します。


私の学科では、大学院1年生の前期にほぼ全ての単位(全30単位中20単位)を取り、後期に1つの授業を受けて、授業以外の時間は実験というような研究科でした。

さらに、コアタイムは存在せず、先生、先輩そして同期も優しすぎる激ゆる研究室でした。その分、自制して頑張らないといけないんですけどね...

大学院は研究室によって、コアタイムや先輩の雰囲気も異なるので本当に研究室ごとに生活リズムが違います。あくまで、いち大学院生リケジョとしての日常について書くので、全ての大学院生がこのような過ごし方ではないということだけわかっておいてください。

さらに、私は大学院2年生で留学を決意したため、少し普通の理系院生とは道が外れています...


正直、忙しい時期と暇な時期でだいぶ過ごし方が変わります。

現在、留年大学院2年生の9月です。これから修論に向けてどんどん忙しくなる予感がします。このように、年に2〜3回訪れる学会や研究発表の発表資料の準備期間は、大学院生らしい真面目な日常(忙しい日常)を送ります。

その他の期間は、本当に暇してます。具体的には、授業終わりに友達とおしゃべりしたり、カラオケに行ったり、お散歩したり、一人で、カフェに行ったり、そのまま帰宅など...

ここからは今までの時系列で、どんな日常を送ってきたか紹介します。   ※自省の意味もこもっているので、参考にはしないでいただきたいです。遊びすぎて、親には申し訳ないですが...

大学院1年生前期:大学院受験勉強からの開放感!

大学院受験の開放感と、外部の大学院に進学した私にとっては新しい環境での挑戦であったため、完全に浮き足立っていました。

素敵な人たちとの出会いがとても新鮮で、毎日、誰かと飲みに行ってました。これほどいい出会いをできたことに感謝です。

その他には、カフェに行ったり、旅行するなどとゆるい生活を過ごしていました。

バイトも週に2〜3日程度していました。

ただ、授業が1日に2コマは入っていたため、授業終わりに毎回出されるレポートに追われていました。

インターンが始まる季節ではありましたが、国立で理系院生女子だと就活余裕だという根も葉もない噂と根拠のない自信から、全く応募していませんでした。

そんな状態に心配した先輩から紹介されたインターンに後々、参加することになるのですが...

正直、夏休みは思う存分、楽しみました。大学院の研修旅行で自主的にタイの大学へ2週間の留学。さらに、旅行でフィリピン、北海道、福井、またまたタイ。今では、考えられないですね...


大学院1年生後期:初!研究発表を間近に研究の毎日...

大学院1年生の後期となると、全ての授業の単位を取り終えていよいよ実験の日々。初めて使う実験器具に戸惑い...しかも、実験時間は本当に待ち時間が長い...反応の様子見るのに3時間待ちなどは普通でした。その間も、友達と遊びに行くのですが...

研究発表間近となると、発表資料を作成し、教授からのアドバイスをもらい、訂正。このルーティーンを4,5回繰り返して、完成させます。これが、もう本当にしんどい。教授には申し訳ありませんが...

そして、そろそろ始まる就職活動。1次の書類選考は大体、通る。しかし、面接の2次選考からが本当に通らない。あれだけあった自信が一瞬でくじかれてしまいます。就活話はまた違う時に...

さらに、就職活動と並行して、留学も目指していた私は、英語の勉強と自己分析や面接練習をして、忙しい毎日を過ごしていました。


大学院2年生前期:就職活動、本格始動するも留学決意!

3月に就職活動が本格化されるのとともに、留学のテストも行われました。何個か行きたい企業の選考を通過していくわけですが、内定はもらえませんでした。しかし、その一方で、留学はとんとん拍子に決まっていきました。そこで、4月ごろから留学にをマインド切り替え、英語勉強、研究などを中心に行っていました。

さらに、コロナも徐々に拡大していましたが、流石に留学はいけるだろうとたかを括って、研究や勉強に取り組んでいました。少々の余裕もあり、ここでも北海道、伊勢、城崎など旅行してました。

この時に、留学のためにバイトを辞めたため、お金には余裕はなかったですが、時間に余裕ができ始めました。


大学院2年生後期:メンタルズタボロ...オンライン留学スタート!からの就職活動...

同期の友達が、すでに就活を終え、卒業のためと修論を進めていく中で、私は、まだ、オンライン授業の最中でした。

オンライン留学の授業では、発表やディスカッション形式が多く、英語にもこの形式にも慣れずに、逃げ出したかった...課題はこなしていましたが、全てとりあえずという感じで、他の学生と比較してもだいぶ劣っていたと思います。

この期間は、オンライン留学の課題と時々、研究というなんとも大変な生活を送っていました。

年が変わると、再び就職活動です。昨年度、少し就職活動していたこともあり、就職活動の流れや志望職種、企業はある程度、定まっていました。国立大学、理系さらに留学をという称号を手にしましたが、就職活動にはそんなに関係なかったみたいです...ここにも反省点がいくつかありますが...

たくさんの苦難はありましたが、いくつかの企業から内々定をいただきました。

ここからは、現在の話になりますが、研究一筋で頑張っています。

この2年間の間にも頑張る時期と休む時期が明確に分かれています。(分けている?)

この緩急の詰め具合が、頑張れる秘訣だと思っています。

大学院生目指す方が参考にしていただければ、幸いです!

Rinmari

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