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婚活日記⑧男性として…

2軒目でも話は尽きず、大きな盛り上がりこそありませんが、
ゆったりと穏やかな時間が流れていきました。

その日は解散し、その後もLINEでのやりとりが続いていました。

2回目のデート

2回目は、夕方から待ち合わせをし、
気になっていた映画を観に行きました。

そこで衝撃的なことが起こりました。

映画のチケットを買おうと券売機へ行くと…

整体師「貯めてたポイントで1回分無料で観れるから今日はこれ使うね!」

え…はい。笑

いや、いいんだけど…いいんだけどさ、

仮にも女子ですよ?デートですよ?

男のプライドとかないの?

もちろん、ポイントを使って観ることは何も思いませんし、
やりくり上手で良いことだと思います。

ただ、それを付き合う前からやられてしまうと、人によっては
ケチという印象を持ってしまうかもしれません。

私はそう思ってしまいました。笑
付き合っても自分にはお金をかけてくれないんだろうなぁと。

という気持ちを押し殺しながら、

私「わかった!じゃあ、私は自分の分だけ買って来るね!」

と言い、少し萎えてしまいましたが、映画は楽しく観ることができました。

その後は、ショッピングモールの中でご飯を食べ(もちろん割り勘)、

車に乗せてもらい、私の家の近くのカフェへ行くことになりました。


車の運転

車には普段は乗っていないようで、久しぶりの運転だと言っていました。

実際、運転の様子を見ていると、急ハンドル、急ブレーキ当たり前。

正直ヒヤヒヤする場面も何度かありました。

何とかカフェに到着すると、駐車に手こずり、
何も言いませんでしたが、私が代わってあげたいくらいでした。

帰りたくない

カフェでは、お互いの恋愛感や価値観が合うことを改めて共感し、

理想の相手の話で盛り上がりました。

整体師が女性の多い職場や女きょうだいが多かったこともあり、
私の話に共感してくれるので、とても話しやすく、女友達と話しているような感覚でした。

この時の私は好感は抱いているけど、異性として好きなのかが分からず、

付き合ったら好きになれるのかなぁと甘い考えでいました。

夜11時を回り、カフェも閉店時間へ。
私たちも店を後にし、車で私の家の近くまで送ってもらいました。

帰りの車内。

お互い話し出さず、初めて沈黙が訪れました。

喋らずとも分かったような感覚になり、

つい私は、

「楽しかったなぁ。帰りたくないなぁ。」

と言ってしまいました。




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