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カーボンニュートラルに向けたRINGS生の取り組み

RINGS(次世代社会研究センター)の活動の中でカーボンニュートラルに着目したプロジェクトがあります。

カーボンニュートラルとは・・・
企業や家庭で排出される温室効果ガスを削減し、削減しきれない部分は森林の保護などを通じて吸収させ、温室効果ガスの総量をプラスマイナス0にする取り組みです。

今回、インタビューさせていただいたのはカーボンニュートラルプロジェクトでリーダーをされている日本大学2年生の佐藤大悟さんです。

Q.このプロジェクトの目的はなんですか?

国では2050年にカーボンニュートラルの実現を目指すとされています。しかし、カーボンニュートラルにおける認知度は未だ低いと感じています。そして、2050年の当事者である現在の20~30代の人達が、今のカーボンニュートラルのための取り組みについてもっと積極的に考えを持つべきだという課題があると感じています。そこで、ターゲットを大学生に絞り、ゲームを通してカーボンニュートラルに対する知識を深めるとともに、意識・行動変容を促し、自分なりの考えを持つための機会を提供するのがこのプロジェクトの目的です。そのための、ボードゲームの作成を行おうと考えています。

Q.これまで、このプロジェクトではどのようなことが行われましたか?

最初の頃は、このプロジェクトに参加しているRINGS生がカーボンニュートラルに対する基礎知識があまりありませんでした。そこで、エネルギーの自給に関することや発電方法によるメリット・デメリットなどについて電気事業連合会の方に教えていただきました。ELPIS NEXTの方からは、グリーン成長戦略など国が現在、カーボンニュートラルに向けて取り組んでいることについて教えていただきました。豊田市の方からは、豊田市が現在、カーボンニュートラルについて取り組んでいることについてお話いただきました。
それから、ボードゲームを作るにあたり、ボードゲームを知る必要があると感じていました。そこで、様々な種類のゲームを購入してRINGS生の中でたくさん遊び、ゲームに対する知識を増やしていきました。

Q.プロジェクトを進めていく上で苦労している点は?

ゲームを1から作ることの難しさを感じています。このプロジェクトの中でゲームに関して詳しい人が少ないため、どうすればうまく実現できるかなど試行錯誤しながら作成しているため、そこが一番大変だと感じています。

Q.今後の展望はなんですか?

今後の展望として、現在は大学生というターゲットが軸ではありますが、高校生や小学生など将来を担う人たちをターゲットに別の何かを実現することができたらいいなと考えています。

最後に

筆者が佐藤さんにインタビューをしてみて、RINGSでカーボンニュートラルという難しい問題に対して自分たちが何ができるのかを考え実践していることにとても素晴らしいと感じました。

今後もRINGSの別のプロジェクトにインタビューをしていく予定ですので、お楽しみにしていてください。

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