【プレビュー】2020.06.27 FC町田ゼルビア vs 東京ヴェルディ
さあさあ待ちに待った再開ですよ!!
待ちきれずプレビューを書きたいと思います。よろしければ最後までお付き合いください。
オープンなゼルビアとクローズドなヴェルディ
我がゼルビアはミッドウィークの川崎戦は非公開でしたが、二週連続でTM(トレーニングマッチ)をYouTubeで公開しました。一方のヴェルディは3試合行ったみたいですが、映像の配信はおろか、対戦相手、スコア、出場メンバーすら公開されていません。
スカウティングの面から見ると明らかにゼルビアの方が不利ですよね。逆にここまで大胆に公開しているのには何か訳があるのではないかと勘繰ってしまいます。
この両チームの再開に向けた姿勢がどう試合当日に表れるか楽しみです。
試合展望
攻撃
今季の攻撃の要はカウンターだと思います。
今季が過密日程であることを考えれば、理にかなっているのではないかと。カウンター主体に踏み切れたのは中断期間に安藤がC大阪から加入したこととステファンの負傷の2つの要因があると思います。ステファン復帰後はまた異なる攻撃を魅せてくれることを願っていると思いますが。
再開初戦のヴェルディの志向するサッカーとTMで見せたゼルビアのサッカーとではゼルビア優位であると思います。
TM2試合を見る限りだと、相手にボールを持たせて時々ちょっかいを出しながら相手のミスを誘いカウンターを発動していました。若干ゴールまでの設計が見えてこないのが不安要因ではありますが、平戸に祈ればなんとかなるでしょう。
カウンターの形としては2つ。①ディフェンスラインの背後に抜けた味方へスルーパス ②逆サイドでフリーになっている選手に向けサイドチェンジ の二種類で、優先されるのは①の方です。
TMの対戦相手に比べ、ヴェルディの選手は質では劣る場合がほとんどですから、ミスも増えてカウンターの機会も増えると思います。なるべく早い時間に先制すれば、試合は優位に進められ勝利も近づくはずです!!
守備
守備は攻撃のところでも述べたように、相手にボールを持たせて、ミスを誘ってカウンターに繋げるという展開になるでしょう。
守備のブロックは中央のエリアを封鎖させるような配置なので、相手はサイドから迂回してボールをゴールまで運ぶ必要があります。TMで主にボールを奪っていたのは、相手のサイドバックのところでした。
そのため、ヴェルディ戦でも大久保・レアンドロの2人をはじめ、破壊力のある攻撃陣にボールが渡る前に奪いきる必要があります。
もし万が一ボールが中央に入ったとしても、ボール奪取能力は今年のJ2でも最高レベルの佐野海舟の高い危険察知能力と広い守備範囲を活かせれば、危険なヴェルディの攻撃陣にボールが入ることは無いでしょう。
ただ1つ気になるのは、CBのスピードと守備範囲の狭さです。試合の中ではカウンターを受ける場面は必ずあるわけで、SBにも攻撃参加が求められている今年のゼルビアでは、どうしてもサイドが空いてしまう場面が出てきます。この時にサイドに流れた相手攻撃陣に対応できるスピードが水本・深津のCBコンビにあるかと言われると「Yes」と言える自信がありません。
なので悪いボールの奪われ方をしない、カウンターを発動させる前にボールを取り返す、プロフェッショナルファールでプレーを中断させるなどの方法を採る必要があります。
でもTMのような守備ができれば、ヴェルディも抑えられると思います。
先発メンバー・スコア予想
ゼルビアの先発はTM2試合のメンバーと同じだと思います。ヴェルディは情報がほぼないので、予想できません。フォーメーションもいくつか試しているようですし、本当に読めません。
スコアはゼルビア2-0ヴェルディと予想します。
展開としてはカウンターで1点、セットプレーで1点が理想的です。とにかく平戸に祈るしかないですね。笑
とにかく土曜日の試合が楽しみです!!
お読みいただきありがとうございました!!
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